また、特別警報が発表されていない地域に対しても「今後特別警報を発表する市町村が増える可能性があり、特別警報の発表を待つことなく、発表されている避難情報に直ちに従い身の安全を確保してください。現在は夜間であることから周囲の状況を確認してください」と呼びかけました。
気象庁会見「直ちに身の安全を確保しなければいけない状況」
鹿児島県の与論町に大雨の特別警報が発表されたことについて、気象庁は午前3時40分に会見を開き、杉本悟史予報課長は「与論町ではこれまで経験したことのない大雨となっていて、土砂災害警戒区域などでは何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高い。命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保しなければいけない状況だ」と呼びかけました。
今後の見通しは
今後の見通しについては、「午前4時前の時点で、与論町や沖縄本島にかかっていた強い雨雲は若干東に動いているが、動きが非常に遅い。さらに、沖縄の西の気圧の谷に向かって湿った空気が吹き込む状況はすぐには変わらないとみている。雨雲がたまたま島から外れても、安全と判断するのは早い」と述べたうえで、現時点では夕方まで特別警報が続く可能性もあるとの見解を示しました。
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