百合子さまは脳梗塞や誤えん性肺炎のため、ことし3月3日に東京・中央区の聖路加国際病院に入院し、集中治療室で治療を受けるなどしたあと、9月から一般の病室で療養を続けられてきました。
宮内庁は百合子さまの容体が悪化し、7日行った検査で、心臓や腎臓など全身の機能の低下が進んでいることがわかったと発表しました。
意識はあるとみられるということで、宮内庁は容体が急変したわけではなく、極めて高齢なためだと説明しています。
百合子さまは、明治以降の皇室で最高齢の101歳です。
宮内庁によりますと百合子さまの容体悪化を受けて、イギリスを訪問中の孫の三笠宮彬子さまは予定を早めて9日帰国されるということです。
三笠宮妃百合子さま容体悪化 宮内庁“全身の機能低下”と発表
宮内庁はことし3月から東京都内の病院に入院している101歳の三笠宮妃の百合子さまについて、容体が悪化し全身の機能が低下していると発表しました。