おフランス人が仕えるおスイス様

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隣国というのはどこでも張合いがあるものなのだろうか。

日本で言えば中国、韓国との関係が悪化したりするのも国民の感情がある故だと思う。

 
ここスイス人とフランス人でも上下関係がある。
スイスは物価が高くて有名だが、もちろんその分給料も高い。
その上フランスより税金が低かったり、スイスの高速道路が1年で40フラン程度で使いたい放題であるから、国境族と呼ばれる、国境近くのフランス側に住んでいるフランス人が、通勤時間がかかろうとも運転してスイスで働きたいと思うのである。
 
ただ彼らの通勤は楽ではない。朝夜共に時間によってはものすごい渋滞になり、2時間かけてスイスに行く、通勤の往復だけで4時間と言う人も多くいるのだ。仕事はほぼ定時で終わるのだから、日本の1時間通勤と残業を考えればまだ拘束時間は短いかもしれないが、渋滞と言うのは精神的にあまり良くない。前ページでも書いたが、フランスでの仕事は手抜きでも許されるが、スイスで仕事をしていくには心を入れ替える必要もある。だから2年くらいで断念する人も多くいる話。
 
 
スイスの給料が高いことに目をつけやってくるフランス人をスイス人は見下している。
アメリカで言うならメキシカン、香港で言うなら大陸の中国人ってところだろうか。おフランスと呼ばれる民が、どこかの国のその国の人がやりたがらない仕事(*)につくなど以前は想像もしなかったが、ここはそう言うエリアである。
 
(*もちろん普通の仕事もあるが、スイスとフランスの協定でも先ずはスイス人を優先的に雇用するというのがある。
スイス人で見つからなければ、欧州人で、外国人で、、との順番。スイスでは見つけられない優秀な人材かスイス人がやりたくない職かとなるだろう。)
 
スイスのラジオは国境族が生息するフランス側でも普通に入ってくる。
知ってか知らぬか、先日ラジオパーソナリティが、「もうフィリピン人をメイドにするのは古い。
国境族(フランス人)を使えば良いんだ」と、とっても見下した言葉で(ブラックジョークなのだろうが)、言っていた。
 
おフランスと、高貴なイメージを持っているのは実はブランド好きのアジア人だけなのかもしれない。
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