児童扶養手当不正受給 中国籍女の容疑者 詐欺容疑で逮捕

子どもが日本国内におらず受給資格がないのに、母子家庭などに支給される児童扶養手当を受け取っていたとして、中国籍の43歳の女の容疑者が逮捕されました。

逮捕されたのは中国籍で熊本市南区に住む会社役員、楊益容疑者です。

警察によりますと、楊容疑者は児童扶養手当の受給資格がないにもかかわらず児童扶養手当を申請し、去年11月までの1年分あわせて64万円あまりをだましとったとして詐欺の疑いが持たれています。

母子家庭などに支給される児童扶養手当の受給には子どもが日本国内にいる必要がありますが、虚偽の内容で申請し、実際には国内にいない2人の子どもの手当を受け取っていたということです。

去年9月に警察に情報提供があり捜査を進めた結果、子どもが国内にいないことが裏付けられたということです。

調べに対し、「市役所をだましたことに間違いありません」と話しているということです。

警察が詳しい経緯を調べています。

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