大阪母子医療センターで、主任部長の男性医師が部下に暴言を浴びせるなどして、パワハラと認定されたことが分かりました。
第三者委員会の報告書によりますと、大阪母子医療センターの産科の主任部長の男性医師は、事務手続きのメールを見落としていた若手医師に対し「人間としてとっくに失効してるだろう」などと言ったほか、ほかの医師がシフト表に入力していた『当直できない日』を勝手に消すなどしていたということです。
第三者委員会はこれらがパワハラに当たると認定しました。また、部下の約8割が精神的苦痛を受けたり主任部長の暴言などを見聞きしたりしたということです。センターを運営する府立病院機構は今後、主任部長の懲戒処分を検討するということです。