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教育学修士。公立中学校の教員をしています。教科は理科と技術です。両方の免許を持っていま…

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教育学修士。公立中学校の教員をしています。教科は理科と技術です。両方の免許を持っています。 (所持免許:小学校専修、中学校理科専修、中学校技術1種、高校理科専修、高校工業1種、高校情報1種)

マガジン

  • UIFlowでプログラミング

  • RasPiでLocalUIFlowサーバーを作る

  • M5StickC Plusとペルチェ素子で恒温水槽を作る

    M5StickC Plusとペルチェ素子で恒温水槽を作る

  • M5Stamp Picoで「ピンポンブザー」を早押し対応に

    M5Stack BasicとM5Stamp Pico 、UIFlowでダイソー「ピンポンブザー」を早押し対応にする記事です。中学校技術・家庭科の技術分野、「計測・制御のプログラミングによる問題解決」「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題解決」の一例として紹介しています。

最近の記事

(7)M5GOとUIFlowでプログラミング - 分岐

最後は、「分岐」処理です。プログラムにおいて(5)や(6)でやった「順次」「反復」に加えて「分岐」の3要素が基本になります。この3要素で原理的には世の中にある全てのプログラムが実現できます。 分岐プログラムでは、条件によって処理を分けることができます。これを分岐、といいます。(6)では、「ずっと」ブロックの中で処理が繰り返され、スピーカーが鳴り続けていました。これを、M5GOに搭載されている「ボタンが押された」か「ボタンが押されていない」かによって処理を分けるようにしてみま

    • (6)M5GOとUIFlowでプログラミング - 反復

      さて、今度は以下のようにブロックを配置してみましょう。 スピーカーを操作するブロックはブロックツールボックスの「ハードウェア」の中にあります。 「Run」で実行すると、音が鳴るはずです。 このプログラムは、 (5)でやったように、「Setup」 のあとに、「スピーカーを高さLowAで1拍鳴らす」 ブロックを実行しているわけです。 ただ、プログラムは、ここで終了してしまいます。 世の中にあるプログラムの多くは、終了することなく、動き続けるものがほとんどです。(例外も

      • [番外(5と6の間)] UIFlowとM5GOでプログラミング - RTC Unit

        StickC Plusでは、反復の学習にRTCを使用しましたが、M5GOはRTCが内蔵されていないので、標準でRTCを用いることはできません。 反復の概念の導入にあたって、反復の必要性が実感できるのは、更新が入ったときに現状を反映させる必要がある例に遭遇したときで、ここ何年かM5StickC Plusを使用して「反復」について何回も教えていく中で、それには時刻を扱うRTCが最適ではないかと個人的には結論づけています。 …が、M5GOではいくつかの課題点がありそうですので、見

        • (5)M5GOとUIFlowでプログラミング - 順次

          いよいよ、プログラミングです。M5GOのLCDスクリーンに「Hello,world!」という文章を表示するプログラムを作ってみましょう。  「Hello,world!」は、文字を表示させるプログラムの例示でよく使われます。プログラミングにおける「お約束」のようなもので、深い意味はありません。 プログラミング まず、「Label」と書かれた部分をクリックしたまま、UI編集エリアのM5GOの画面のところまで引っ張ってラベルを配置してください。「label0」と書かれたラベルが

        (7)M5GOとUIFlowでプログラミング - 分岐

        マガジン

        • UIFlowでプログラミング
          36本
        • RasPiでLocalUIFlowサーバーを作る
          6本
        • M5StickC Plusとペルチェ素子で恒温水槽を作る
          6本
        • M5Stamp Picoで「ピンポンブザー」を早押し対応に
          8本

        記事

          (6)RaspberryPiとタッチディスプレイで自動起動LocalUIFlowサーバーを作る - ディスプレイ廃止とDNS

          ディスプレイの廃止LocalUIFlowはGUIソフトです。したがって、本来は操作が必要なのですが、(3)で、操作を自動化して自動起動するようにしました。 操作自動化によって、電源を入れさえすれば操作なしで、LocalUIFlow起動は完了するようになったので、こうなると、タッチディスプレイ、いらないのでは?となるのですが、残念ながら、Raspberry Piは、OS起動時にディスプレイの有無を検出して、ないと起動しません。 ただ、これも、設定でディスプレイの自動検出をしな

          (6)RaspberryPiとタッチディスプレイで自動起動LocalUIFlowサーバーを作る - ディスプレイ廃止とDNS

          (4)M5GOとUIFlowでプログラミング - UIFlowエディタ(v1.13.8)の説明

          (4)ではプログラミングサイト「UIFlow」(v.1.13.8)の説明をします。 M5GOの方は、LocalUIFlow(v1.13.4)との兼ね合いで本体ファームウェアもv1.13.4に固定していますが、最近は大きなアップデートはなく、Unitの追加くらいですので、今のところ問題なく接続できています。 サイトのバージョンと本体のファームウェアのバージョンの違いがあまりに大きくなると、エラーの原因になります。特に、ESPNow周りは何回も変更があったので、その度にプログラム

          (4)M5GOとUIFlowでプログラミング - UIFlowエディタ(v1.13.8)の説明

          UIFlowでLINE Messaging APIを通してLINE公式アカウントからメッセージを送る

          以前、LINE NotifyからLINEにメッセージを送る、という記事を上げました。 IFTTTのWebhooksが有料のPro版に移行してしまったり、LINE Notifyがサービス終了だったりということで、いずれこの手段も使えなくなるのですが、IoTっぽい記事だったので、もったいないな…と思っていました。 代替手段として、LINE公式アカウントからメッセージを送信できる「Messaging API」(月200通まで無料、それ以上は月5000円~)があります。 という

          UIFlowでLINE Messaging APIを通してLINE公式アカウントからメッセージを送る

          (3)M5GOとUIFlowでプログラミング - M5GOのUIFlowファームウェアの説明

          ファームウェアとは?M5GOにははじめからUIFlowv1.8.1のファームウェアが書き込まれています。 これをv1.13.4に更新して使用しています。 バーションはさておき、UIFlowのファームウェアとはなんでしょう? 例えて言うなら、M5GOにおけるOSのようなものです。 M5GOの起動時に自動的に読み込まれるソフトウェアで、プログラミングサイト「UIFlow」との仲立ちや、M5GOの基本的な機能を提供してくれるものです。 ここでは、ファームウェアの基本的な機能につい

          (3)M5GOとUIFlowでプログラミング - M5GOのUIFlowファームウェアの説明

          (2)M5GOとUIFlowでプログラミング - デモプログラム

          デモプログラムについて(M5GO.py)M5GOを購入して起動させると、M5GOの持っている機能を説明したデモプログラムが起動します。 何なら、UIFlowのファームウェアも、もともと書き込まれているので、ファームウェアがv1.8.1でよければ、Wi-Fi繋げる設定さえしてWeb版UIFlowサイトにつなげれば、基本的な機能は、そのまま使用できるはずです(やってないけど)。 実際には、現在のWeb版のバージョンがv1.13.8なので、v1.8.1のファームウェアに含まれていな

          (2)M5GOとUIFlowでプログラミング - デモプログラム

          UIFlowでプログラミング目次

          記事が増えてきて、知りたい情報にアクセスしにくくなっているので、簡単に記事で触れている内容についてまとめます。タイトル部はリンクになっています。 M5StickC Plus(1)前提 前提記事。今までの実践や教材の選定についての考え方など。 (2-1) 事前準備 UIFlowの説明、ファームウェアの書き換えが必要なことに触れる、Wi-Fi再設定方法(apモード) (2-2)UIFlow導入 ドライバのインストール、M5Burnerのインストール、M5StickC

          UIFlowでプログラミング目次

          (1)M5GOとUIFlowでプログラミング - 準備

          ※ヘッダ画像差し替えました。 はじめに中学校技術でプログラミングを行うにあたり、ここ数年は、M5StickC Plusを使用してきました。 今年度(2024年度)は、M5Go IoT スターターキットを使用する機会に恵まれましたので、こちらを使用して実践をしていきたいと思います。 例のごとく自分の備忘録として、ですが、一連の流れを掲載していきたいと思っています。 M5GOとは?単体として売られているのではなく、IoTスターターキットというキットのセット販売の商品です。は

          (1)M5GOとUIFlowでプログラミング - 準備

          (5)RaspberryPiとタッチディスプレイで自動起動LocalUIFlowサーバーを作る - 低価格化

          概要現在、LocalUIFlowサーバーを作成するのにかかっている費用は、 です。このうち、ルーターは80台をさばける能力が必要なので、変更できません。(この能力のあるルーターの中では最安レベル) 値段を下げられるとすれば、Raspberry Pi4を別のものに変えることが考えられます。 上記、Lang-shipさんでは、Raspberry Pi Zero 2 Wでの動作確認がとれているようなので、変更してみます。Lang-shipさんによると、 とのことです。 なお

          (5)RaspberryPiとタッチディスプレイで自動起動LocalUIFlowサーバーを作る - 低価格化

          (1) M5StickC Plus2でUIFlow調査

          手元では無印M5StickC Plus(以下無印)が現役ですので、まだ自分自身が授業で使用することはないと思いますが、市場では無印はもう流通してないと思うので、M5StickC Plus2(以下2)の動作を確認し、留意点を考えてみました。 なお、UIFlow v1.13.4での確認です、バージョンが上がれば改善されるかもしれません。 RTC、NTP関係無印に比べて結構癖がある印象です。ただ、機能的には2が上っぽいです。 2と無印は、UIFlowで扱われてきた期間が違うので、

          (1) M5StickC Plus2でUIFlow調査

          (4)RaspberryPiとタッチディスプレイで自動起動LocalUIFlowサーバーを作る - 言語ファイルを編集して教育用に改変

          LocalUIFlowの言語ファイルの差し替えさて、LocalUIFlowを構築する上で、参考にさせて頂いてる武藤武士氏のサイトでは、LocalUIFlowの翻訳にも言及されています。 武藤氏本人が、M5Stack社のCEOJimmyさんに翻訳させてくれ!と掛け合って、翻訳ファイルをGithubで公開する運びとなったようです。 (私が公立中学の教諭ということもあって)英語に抵抗感のある日本の中学生への教育用に考えたときに日本語UIに切り替えられるUIFlowは、もちろん素

          (4)RaspberryPiとタッチディスプレイで自動起動LocalUIFlowサーバーを作る - 言語ファイルを編集して教育用に改変

          (3)RaspberryPiとタッチディスプレイで自動起動LocalUIFlowサーバーを作る - xAutomationで操作不要に

          (1)で、実用できるLocalUIFlowサーバーが作成できました。 使用レポートは(2)で。 概要Raspberry Pi4で構築したLocalUIFlowサーバーと、80台をさばくことができるルーターをLANケーブルで接続し、双方を電源タップに繋いであります。タップをコンセントにつなぐと、ルーターとRaspberryPi 4が起動し、RaspberryPi 4で自動起動した、LocalUIFlowアプリケーションの「Start」をタッチパネルディスプレイで押すことでL

          (3)RaspberryPiとタッチディスプレイで自動起動LocalUIFlowサーバーを作る - xAutomationで操作不要に

          (6) M5StickC Plusとペルチェ素子で恒温水槽を作る - モード自動判定と長期動作の報告

          夏の暑い時期になりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。前回(5)の記事は昨年度末でしたので、4ヶ月ほど経ったこととなります。 モード自動判定についてその後、冷房モードと暖房モードの自動判定を、いろいろと試行錯誤しました。動作停止時の温度変化を拾って、温度が上昇するようなら冷房モード、下降するようなら暖房モードとかもやってみたのですが、センサーの計測時の揺れとかもあって、平均化したりなんだりと面倒だったので、結局「通常動作時の設定温度近辺の想定される動作幅を考慮した温

          (6) M5StickC Plusとペルチェ素子で恒温水槽を作る - モード自動判定と長期動作の報告

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