富士山 初冠雪を気象台が発表 130年前の観測開始から最も遅く

富士山で7日朝、初冠雪が観測されました。平年より1か月余り遅れ、130年前に統計を取り始めてから最も遅い観測となりました。

富士山の初冠雪は、山頂からおよそ40キロ離れた甲府市の甲府地方気象台から職員が目視で積雪の状況を確認し、発表しています。

気象台によりますと、7日午前6時ごろ、富士山の山頂付近に雪が積もっているのを確認したため、初冠雪が観測されたと発表しました。

ことしの初冠雪は平年の10月2日から36日遅い観測となりました。

また、これまでで最も遅かった昭和30年と平成28年の10月26日よりも遅く、130年前の明治27年に統計を取り始めてから最も遅い観測となりました。

ふもとの富士吉田市では市職員が撮影した写真をもとに分析した結果、山頂にうっすらと雪が積もっているのを確認し、6日に独自の「初雪化粧宣言」を発表していました。

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