本名で残すということ
みなさま、お疲れ様です。
あくまで、私自身の僅かな経験を基にした話で恐縮ですが。
「本名で残すということ」という話を書きたいと思います。
Youtube動画やXの投稿に、大幅に加筆してお送りします。
本名=素の自分も含めた全て
私は、旧ニフティサーブもホームページも、XもfacebookもYoutubeも、本名でやっています。
Xについては、当初はハンドルネームでしたが、役職定年を契機に本名にしています。
「何処の誰かも分からない人間の話だ」と、切り捨てられたくない。
そんな思いが、本名に変える契機となりました。
本名という「魚拓」は、強烈な「生きた証」
私が、専門学校卒で勤めたゲームソフトハウスは、小さな有限会社で、まだまだ立ち上げ時期だったということもあり、仕事は腐るほど、ありました。
8bitPC向けをメインにやっていたので、まだまだゲーム制作にかかる予算が少なく、売れる本数も限られていましたから、実機でフロッピーディスクのコピーを取って、自分たちでパッケージングして販売することなどもあり、担当部署に限らず、様々な仕事をしたものです。
実際に私も、秋葉原などのPCショップに、デモディスクを持ち込んで、店頭PCでデモしてもらえるように交渉したり、納品を間に合わせる為、東京から大阪まで、オーナーの運転する軽トラックに乗って、できあがった商品を、自分たちで運んだりもしました。
まあ、ほとんどが若かったからこそ、の一言で済むような経験なのですが、オーナー自身が本名で制作に関わっていたことと、親分肌だったこともあり、当時のゲームソフトのマニュアルや、公式ガイドブックに名前や顔写真を載せてくれたり、いろいろと可愛がってもらいました。
時代も時代ですが、本名でやっていたことが、今になって「自分の作品」と胸を張って言える内容の「魚拓」として残っており、生きた証になってくれています。
どんな人の人生も、編集して演出すれば、作品になる
もちろん、50年以上生きてきて、いろいろと、やらかした事もあります。
恨まれることもあったし、こちらが恨んだこともある。
だから、人生の全てを公開するつもりは、ありません。
でも、私に限らず、どんな人の人生も、編集して演出すれば、立派な作品になります。
だから、皆さんも、本名で創作活動をすることも選んでみたら、いかがでしょうか。
私はもう、そんなに創作意欲はありませんが、この話が、現役クリエーターの皆さんへの刺激となれば、幸いです。
ではでは、また、いつか。
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