秋を迎えた京都を旅するのは、芸能界きっての京都通、羽田美智子さん。今回は、都が育んだ文化の源を探す旅へ。 まず訪ねたのは、京都西陣の伝統工芸「京繍」の「長艸繍巧房（ながくさぬいこうぼう）」。海外にも知られる匠の技「京繍」のルーツは飛鳥時代の聖徳太子に!?そこに秘められた日本人の心とは？続いて、お茶から「おもてなしの心」を学ぶため、茶道・藪内流へ。藪内家は「京都茶家四家」のひとつに数えられ、明治から昭和にかけ、名だたる財界人に愛されていました。財界人たちは藪内流に何を感じ、惹かれたのか？その答えが分かると案内されたのは、藪内流を象徴する茶室「燕庵」。客をおもてなしする燕庵の演出とは？さらに、「旅館文化」について知るため訪ねたのは「京の宿　柊家」。ここを定宿としていたのは文豪・川端康成。彼が柊家に残した貴重な直筆原稿に、「日本の旅館文化」を紐解くヒントが。絶品料理も堪能します。 旅人：羽田美智子（女優）