キャラクター

とむさんと知り合ったのは…いつだったかな。
ざっくり言うなら、昨年の冬ですね。
私は2022年6月にこのゲームと出会い、ストーリークリアまでソロを極めておりました。
CFを使って、野良のプレイヤーさんとコンテンツへ向かうのがとにかく怖かった私。
まぁ、元々一人で行動するのが好きな人間ではあるのですが。

昨年の冬というと、ちょうど活動拠点をウルダハからリムサ・ロミンサに移したタイミング。
エーテライトプラザ周辺のベンチに座ってぼーっとしながら人間観察をするのが好きで。
とむさんと出会う前に、めちゃめちゃ「顔がいい」アウラのお姉さんと出会ったんです。
ベンチに座っていた私にたくさんエモートを飛ばしてきてくれて。
ソロを極めすぎて、チャットを打つのも怖かった私にとって、
そんなやり取りがとても楽しく、嬉しかったのを覚えています。

今では、大切なフレンドの一人にもなっていますね。
私の大事な居場所にもなっているLSを作ってくれた人です。いつもありがとう。



そんな彼女の近くによくいるララフェルの女の子。
それがとむさんでした。
積極的にチャットのやり取りをするわけでもなく、なんとなくエモートを飛ばしてみる。
そんな関係でした。

いつものようにベンチに座っていたある日の夜、
とむさんから「べあさん、FC入らないんですか？」と勧誘が。
ゲーム内でコミュニケーションを取ることを恐れていた私の世界が開けた瞬間でした。

ベンチでの出会いがあり、そこからとむさんと知り合い…
声を掛けてもらって、初めてFCに加入したわけですが。
このあと、私ととむさんを引き合わせてくれたフレンドがLSを作り、招待を受けます。
確か、私が招待を受けた時にはもう既にとむさんが加入していたかな。



5人の小規模LS。
各々が好きなことをしながら自由に過ごしているのが肌で実感できて、
私にとって非常に居心地のいい遊び場になっています。いつもありがとう。

ここからが本題でしょうか。
えーっと…まず最初に、エタバンの誘いを申し出たのは私ですね。
先週くらいだったかな。
深夜のリムサで、LSメンバー+αでSayモードでたべってたんです。
すると突然、とむさんが言いました。

「エタバンってなんなんだろう。」と。

あまりにも突然で、思わず私は飲んでいた水を吹き出しそうになりました。
深夜の唐突なぶっ込みやめてくれ。ビックリするから。

エタバンなぁ…ほら、みんなそれぞれの理由で式を挙げるじゃないですか。
アイテム婚だったり、リアルでご結婚されていたり、
ゲーム内で関係が発展したから とか。
もしエタバンするなら、その時は『相方』とかそういうのは無しがいいな～と。
最初から終わりのことを想像してはアレなんですが、
万が一何かあった場合、色々と面倒だろうな点とか考えてしまって。
あとはあれかな、強いて言うなら「アイテムが欲しい」っていうのはありましたね。

…そう、そんな感じで。
普段LSでの交流もあったし、つい最近フレンドがエタバンしたのもあったりで。

「それなら、私とエタバンしてみる？」

そんなことを思ったんです。

で、数日後。改めてTellを飛ばしました
「もしよければ、私とエタバンしてみませんか？」と。
彼のエタバンに対する意識がどんなものなのか分からなかったので、
「『相方』とかそういうのは…何かあった時に面倒だから、無しで。」と続けました。
そして返ってきたのは「数日もらってもいいですか？」という言葉。

不思議ですね。この時なぜか、失恋した気分になったんです。
深夜の彼の発言に対して「それなら試してみる？」となったわけですが、
エタバンの誘いを申し出た時、本当に緊張したんですよ。
ここだけの話、Tellを飛ばすまでに二時間くらいかかりました。

それから三日後くらい…かな？
「べあさん、今ちょっといいですか？」とTellが飛んできて。
色々な理由があり、今は難しい と、断られました。

以前よりLS内でのやり取りがあったため、その理由に関しては理解ができました。
彼からの勧誘でFCに加入してからというもの、
私は彼の『人当たりの良さ』と『人脈の広さ』に好感を持っていました。
言ってしまえば、彼に対して尊敬の念を抱いていたんです。
誘いに対して首を縦に振れない理由を聞いてもなお、彼に対する思いは変わりませんでした。
むしろ、尊敬の気持ちが大きくなりました。
断られておきながら「それでも、私はこの人がいいな。」「諦めたくないな。」と、思ったんです。

そして数日後、LS内のチャットでとある話題が出てとむさんが言いました。

「僕は気になる人がいるから。」

思わず裏でTell飛ばしました。それはもうﾆﾔﾆﾔしながら。
それからは色々な話をしましたね。
「エタバンの誘いなんてもらったら、まぁ気にするよね。」とのことでした。
断ったけど、本当にそれで良かったのか考えていたとも話していました。
…なんだろう、私の中での彼の印象って「ちょっとクールな人」だったんです。
それが、今回の一件で崩壊しましたね…。めちゃめちゃ人懐っこい人でした。
「する気はないけど、エタバンってどんなものなんだろうね。」
あの日の夜、あんなにスカしてたのに…こいつ…。