10月30日、東京 三鷹市の住宅に複数の男が押し入って住人の70代の男性を暴行した事件で、警視庁は京都市に住む大学4年生、佐圓昌紀容疑者(23)を強盗未遂の疑いで逮捕し、闇バイトに応募して事件に関わったとみて調べています。
警察によりますと、この事件の2日前、大学生が家族とともに京都市内の警察署を訪れ「闇バイトに応募し、本人証明書の写真も送ってしまった」と相談していたということです。
大学生は「秘匿性の高い通信アプリで特殊詐欺へ加わるよう求められたあと『逃げられないぞ』などと脅され、怖くなった」と説明したということで、警察はアプリを削除させたうえで身辺の保護を提案しました。
しかし、翌日になって本人から保護を断る電話があり、警察は家族を守るためにも保護の手続きをするよう説得したものの、応じなかったということです。
その後、事件に関わったとみられています。
警視庁は、大学生が警察の保護を断り、事件に加担した詳しいいきさつを調べています。
東京 三鷹 強盗未遂事件 逮捕の大学生 事件前に警察に相談
先月、東京 三鷹市の住宅に複数の男が押し入った強盗未遂事件で、逮捕された大学生が事件前に警察署を訪れ「闇バイトに応募してしまい脅されている」などと相談していたことがわかりました。警察は身辺の保護を提案しましたが断られたということです。