横浜 強盗殺人事件 回収役 「夫からお願いされ」指示役と接点

先月、横浜市の住宅で75歳の男性が殺害され現金が奪われた事件で、現金の「回収役」として逮捕された容疑者が、指示役と連絡を取るようになったいきさつについて「夫から何度もお願いされた」などと供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。夫は別の特殊詐欺事件ですでに逮捕されていて、警察は夫の仲介後、回収に関わるまでの経緯を詳しく調べています。

先月15日、横浜市青葉区の住宅で75歳の男性が殺害されて現金およそ20万円が奪われた強盗殺人事件では東京 足立区の木本未穂容疑者(30)が奪われた現金の「回収役」として逮捕されています。

容疑者は闇バイトの指示役からの指示で都内の公園に置かれた奪われた現金を回収したとみられていますが、指示役と連絡を取るようになったいきさつについて「夫から何度もお願いされて引き受けてしまった」などと供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。

また「犯罪で得たお金とは認識していたが、強盗で得たとは思っていなかった。一緒に強盗をしたことは否定します」などと供述しているということです。

夫は北海道の特殊詐欺事件に関わったとして逮捕されていて、警察は夫の仲介後、回収役を担うことになった詳しい経緯を調べることにしています。

あわせて読みたい

スペシャルコンテンツ