大学生暴行死事件 札幌市内の川で衣服など見つかり特定進める

先月、江別市の公園で20歳の男子大学生が暴行されて死亡した事件で、警察が逮捕された容疑者の供述をもとに札幌市内の川を捜索した結果、衣服やかばんが見つかっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。被害者の所持品が見つかっていないことから、警察は本人のものかどうか、特定を進めています。

先月26日、江別市にある公園で、千歳市の大学生長谷知哉さんが意識不明の状態で倒れているのが見つかりその後、死亡しました。
警察は江別市の大学生で被害者の交際相手の八木原亜麻容疑者(20)や川村葉音容疑者(20)ら少年を含む6人を逮捕し、被害者に暴行を加えて死亡させた疑いで捜査しています。
捜査関係者によりますと、これまでの調べで事件のあと八木原容疑者を除く5人が被害者のキャッシュカードで札幌市内のATMから現金10数万円を引き出し分け合ったとみられています。
警察が容疑者らの供述をもとに札幌市内の川を捜索した結果、これまでに衣服やリュックサックが見つかっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
被害者が倒れているのが見つかった先月26日以降、被害者の所持品が見つかっていないことから、警察は本人のものかどうか特定を進めています。

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