前回に増して多くのファンが詰め掛けたクラシックカーフェスティバルin桐生(群馬大学理工学部キャンパスで)
桐生の産業と文化を発信する秋の祭典「桐生ファッションウイーク2024(FW)」(同実行委員会主催、市・桐生商工会議所など共催)が4日、閉幕した。連休中、2日は...
地元の愛好家らでつくる実行委員会(前原勝良委員長)が主催し1980年以前に製造された車が集まるイベント。今回も展示部門の192台が桐生キャンパスにずらりと展示されたほか、大学から草木湖までを往復するラリー部門に94台が参加。大勢のギャラリーを楽しませた。
特別展示された大森コレクションの1台「メルセデスベンツ300SLS」と、ワク井ミュージアムで所蔵する白洲次郎の愛車「ベントレー」の周囲には名車の歴史に思いをはせつつじっくりと眺める人の姿が。お気に入りの1台の前に座り、絵を描く子どもの姿も各所で見られ、会場は始終穏やかな活気に包まれた。
埼玉県から家族3人で訪れた小学4年生の田中英史さん(10)は、赤いトヨタスポーツ800(ヨタハチ)をスケッチ。「スポーツカーが好き。ヨタハチやフェアレディZがかっこいい」とうれしそう。
白いフェアレディZを出展した埼玉県の高橋信介さん(59)は「今回で2度目。桐生のCCFは雰囲気が良く、マナーもいいので安心して出展できる。車は亡くなった妻の代わり。大事に乗っています」と語っていた。