核燃料デブリ試験的取り出し あさってにも完了へ
福島第一原子力発電所2号機で行われている核燃料デブリの試験的な取り出し作業について、東京電力は5日、格納容器の外に出したデブリの放射線量が一定の値を大きく下回っていることがわかったとして、7日にも、一連の取り出し作業を完了する見通しを示しました。
福島第一原発2号機では、事故で溶け落ちた核燃料と周囲の構造物が混ざり合った核燃料デブリの試験的な取り出し作業がことし9月から行われています。
先月30日に、配管を通して格納容器の内部に入れた装置が数グラムのデブリをつかみ、今月2日には、格納容器の外側に設置した装置の中にデブリが収納されました。
東京電力は5日午前9時前からデブリの放射線量を測定し、1時間あたりおよそ0.2ミリシーベルトと作業員の被ばくを抑えるための一定の値を大きく下回っていたということです。
これを受けて、6日からデブリを運搬するための容器へ収納する作業を行い7日にも一連の取り出し作業が完了する見通しを示しました。
取り出したデブリは今後、サンプルとして研究施設に持ち込まれ本格的な取り出しに向けた成分の分析などが行われる計画です。