石川 輪島 地震で倒壊した7階建てビル 公費解体の作業始まる

1月の能登半島地震で倒壊し、横倒しのままとなっていた石川県輪島市中心部の7階建てのビルで、公費解体の作業が5日から始まりました。

元日の地震で、輪島市河井町にある鉄筋コンクリート造りの7階建てのビルが倒壊し、隣接する居酒屋を兼ねた住宅が巻き込まれ、48歳の母親と19歳の娘が亡くなりました。

このビルは、国土交通省が倒壊した原因を調べるために基礎部分などを残す解体方法を検討していたため、これまで横倒しのままとなっていましたが、周辺にある建物の解体が一定程度終わったことなどから、5日から7階建てのビル自体を公費解体する作業が始まりました。

5日は午前9時ごろから作業員およそ10人が出て重機を使ってビルの壁を取り壊すとともに、がれきなどの撤去を進めています。

輪島市では、ビルの上層階から段階的に解体していく計画で、今年度中に解体を終えたいとしています。

近くに住む74歳の男性は「毎日ビルの前を通っていたが、地震から時間がずっと止まっているような感じだった。街全体としても新しい一歩を踏み出せればと思う」と話しています。

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