5月14日、「高原山の自然と水と指定廃棄物最終処分場を考える塩谷町シンポジウム」に参加してきました。
会場の体育館はみるみる埋まっていき、入りきらないほどでした。(新聞発表1100人)
(ついでながら、同時刻に宇都宮で開かれた環境省主催のフォーラム参加者は180人)

塩谷シンポ


基調講演とパネルディスカッションで、印象に残ったものをご紹介します。

●原発事故は、通常の事故とは異なる『異常事故』である。
●最終処分場や焼却炉は、第2の原発事故である。焼却灰は汚染度が高く非常に危険。
●3.11前後で、放射性物質の取扱い基準が崩壊してしまった。
●尚仁沢湧水は、名水100選の中でも10本の指に入るおいしさ。
●健康を害してから裁判を起こしても、命は戻ってこない。
●自分たちが声を出していかなければ、止まらない仕組みになっていることを自覚しよう。

今回のシンポジウムでは、木質バイオマス発電問題と重なるところが多々ありました。
さらに、塩谷の処分場問題は対岸の火事ではないことを、日光市民も自覚しなければならないと思いました。
(これは栃木県全域の問題だとの発言もありました。まことにその通りです。)