闇バイト強盗事件“リクルーター”が実行役に強盗を後押しか
首都圏で闇バイトを実行役にした強盗事件が相次ぐ中、先月、埼玉県所沢市の住宅であった強盗傷害事件で逮捕されたリクルーターとみられる容疑者が、通信アプリで実行役に強盗を後押しするメッセージを送っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
愛知県知多市の会社員、名倉優也容疑者(31)は先月、所沢市の住宅に闇バイトで集められた4人組が押し入った強盗傷害事件で、このうち3人を指示役に仲介するなどしたとして2日逮捕されました。
闇バイトの実行役を集めるリクルーターとみられています。
容疑者はSNSに『モノを運ぶ仕事ホワイト案件リスクなし』などと投稿して勧誘し、秘匿性の高い通信アプリで実行役らを現場近くに誘導していました。
これまでの調べによりますと、具体的な強盗の指示は指示役が出していましたが、スマートフォンの解析などから容疑者が事件の直前に、実行役に強盗を後押しするメッセージを送っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
現場到着後に指示役から強盗をすると知らされた実行役らが、「聞いていた話と違う」などと相談したのに対し、容疑者が指示役の指示に従うよう促したということです。
警察はリクルーターだった容疑者が、自分が集めた闇バイトたちが強盗事件を起こすことを認識していたとみていて、指示役の特定などグループの実態解明を進めています。