東京 葛飾区強盗傷害事件 男ら約10時間にわたり住宅内物色か

2日、東京 葛飾区の住宅に複数の男らが押し入り、住人の男性を粘着テープで縛ったうえ、現金などを奪って逃げた事件で、男らがおよそ10時間にわたって住宅内を物色していたとみられることが、捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は逮捕した29歳の容疑者を4日、送検するとともに、逃走している数人の行方を捜査しています。

2日の未明、葛飾区東水元の住宅に複数の男らが押し入り、住人の70代の男性を粘着テープで縛って暴行を加えたうえ、現金などを奪って逃げた事件では、住居、職業不詳の山内裕太容疑者(29)が強盗傷害の疑いで逮捕されていて、4日検察庁に送られました。

警視庁によりますと容疑者は、「SNSで知り合った人物から空き巣に入るよう指示された。住人に見つかったので、暴行を加えて現金などを奪った」などと供述しているということです。

また男らは、住宅1階のガラスを割って押し入ったあと、近所の人が異変に気付いて110番通報するまでのおよそ10時間にわたって住宅内を物色していた疑いがあることも、捜査関係者への取材で分かりました。

山内容疑者は「事件直前に現場近くの公園でほかのメンバーと集まった」とも供述しているということで、警視庁は逃走している数人の行方を捜査するとともに、一連の強盗事件との関連についても調べています。

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