所沢強盗傷害事件 逮捕された容疑者“数百万円の借金あった”

10月、埼玉県所沢市の住宅であった強盗傷害事件で逮捕された闇バイトの実行役を集めるリクルーターとみられる容疑者が、「消費者金融に数百万円の借金があり、自分も闇バイトをするしかなかった」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
「報酬を受け取った」とも供述していて、警察が指示役との接点について詳しく調べています。

愛知県知多市の会社員、名倉優也容疑者(31)は10月、所沢市の住宅に闇バイトで集められた4人組が押し入った強盗傷害事件で、このうち3人を指示役に仲介するなどしたとして逮捕されました。

容疑者はSNSに『モノを運ぶ仕事ホワイト案件』などと投稿して勧誘し、秘匿性の高い通信アプリで実行役らを現場近くに誘導していて、闇バイトの実行役を集めるリクルーターとみられています。

その後の捜査関係者への取材で容疑者が調べに対し「消費者金融に数百万円の借金があり、自分も闇バイトをするしかなかった」などと供述していることが新たにわかりました。さらに「報酬を受け取った」とも供述しているということです。

警察は報酬の受け渡し方法や指示役との接点についても詳しく調べ、グループの実態解明を進めています。

あわせて読みたい

スペシャルコンテンツ