SNSやインターネットで誹謗中傷を受けた際に、スクリーンショットは誹謗中傷の内容や日時を証拠として残すために有効な方法です。
ただ、正しい保存方法を知らなければ、裁判などの際に有効な証拠として使うことができません。
この記事では
✓誹謗中傷の証拠としてスクショを行う際に必要な情報
✓ネットの誹謗中傷の証拠として有効なスクショ・魚拓を取る方法
について解説します。
誹謗中傷の証拠としてスクショ・魚拓を行う際に必要な情報
誹謗中傷の証拠としてスクショ・魚拓を行う際に必要な情報は下記です。
誹謗中傷の内容:誹謗中傷の内容がはっきりと分かるように、スクショする範囲を広くとりましょう。誹謗中傷の内容が長い場合は、複数のスクショを撮っておくと良いでしょう。
URL:誹謗中傷が投稿されたウェブページのURLが写るようにしましょう。URLは、ウェブページの場所や発信者の特定に役立ちます。スマホのスクショでURLが入り切らない場合、証拠として弱くなってしまう可能性があります。PCを利用し、URLはすべて写るようにしましょう。
投稿日時:誹謗中傷が投稿された日時が写るようにしましょう。日時は、誹謗中傷の時期や被害の程度を判断するために重要です。日時が写らない場合は、手書きでメモしておくと良いでしょう。
発信者の情報:誹謗中傷を投稿した発信者の情報が写るようにしましょう。発信者の情報としては、アカウントのユーザー名やプロフィール画像、プロフィール文などがあります。発信者の情報は、発信者の特定や性格・動機の推測に役立ちます。
以上の情報を含むスクショを撮ることで、誹謗中傷の証拠として有効になります。
逆に上記の情報が欠けている場合は、証拠として弱くなってしまう可能性があります。
スクショを行う際に抑えておく必要がある注意点についても解説します。
スクショ・魚拓を行う上での注意点
裁判で有効なスクショを取る際に、気をつけた方がいい点があります。それは、
・必要な情報(誹謗中傷の内容・URL・投稿日時・発信者の情報)は必ず取っておく。
・誹謗中傷の流れや経緯が可能な限りわかるようにする。
この2つに注意してスクショを取りましょう。証拠は多いに越したことはありません。
誹謗中傷の流れがわかる方が、裁判等でも説明しやすく説得力もあります。
PCで誹謗中傷の証拠として有効なスクショ・魚拓を取る方法【画像解説】
当サイトを例にして画像で解説させていただきます。
こうして保存したファイルには日付とURLが記載されています。
これが裁判で証拠として有効なスクショの方法になります。
SNSで誹謗中傷の証拠として有効なスクショを取る方法【画像解説】
当Twitterアカウントのツイートを例に出させていただきます。
こちらが裁判で証拠として有効なTwitterのスクショ・魚拓の方法になります。
まとめ
この記事では裁判で有効なスクショ・魚拓について、裁判で証拠として使える条件・画像で保存する方法について解説させていただきました。
もし今、誹謗中傷の被害にあっていて悩みを相談したい方には、こちらの記事で誹謗中傷の相談窓口についてまとめています。
気軽に無料相談できる方法や実際の相談事例も書いているので参考にしてください。
また、SNSでのトラブル全般について相談したい方は、こちらに無料相談の窓口や弁護士が必要なケースもまとめたので是非参考にしてください。
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