年末更新第3弾です。
現在、複数のバージョンで並行して作業しており(InDesign CC2015が6割、CC2018が3割でCS5が1割くらい)、どのバージョンでどのトラブルが起きたか正確に把握していないのですが、CC2015を導入してから文字入力まわりのトラブルが頻発するようになりました。
InDesign上での入力時だけ起こります。長い文章はメモ帳やワードで入力してコピペすることが多いのであまり気にしていなかったのですが、単語だけ修正するというときに症状1と2が出るとイラッとする。特に症状3は入れ替わりに気づかないままで、校正で指摘されることがあり困っていました。
現在、複数のバージョンで並行して作業しており(InDesign CC2015が6割、CC2018が3割でCS5が1割くらい)、どのバージョンでどのトラブルが起きたか正確に把握していないのですが、CC2015を導入してから文字入力まわりのトラブルが頻発するようになりました。
症状1:入力した最初のキーが確定してしまう
「再起動」とキー入力するときに、ローマ字入力でsを入力した時点でそれが確定されて「sあいきどう」と入力され、うっかりそのまま変換すると「s合気道」になる
症状2:入力の最初のキーが反応しない
「再起動」とキー入力するときに最初のsが反応しない。2回目以降のキー入力でやっと認識する
症状3:変換した最初の文字が後ろになる
インライン入力ではなく変換ウィンドウで入力する時のみ起こる。キー入力と「再起動」と漢字変換するところまでは問題ないが、確定してInDesignの段落中に入力された文字は「起動再」と最初の文字が最後にきている
InDesign上での入力時だけ起こります。長い文章はメモ帳やワードで入力してコピペすることが多いのであまり気にしていなかったのですが、単語だけ修正するというときに症状1と2が出るとイラッとする。特に症状3は入れ替わりに気づかないままで、校正で指摘されることがあり困っていました。
何とかしたいと調べた結果がこちらです。
バグかよ!( ゚д゚)
症状3はネットで情報を見つけられませんでしたが、この対処をしてから起きなくなったので根っこの同じトラブルと見てよさそうです。ただ報告があまり見られないことから、InDesign単体に問題があるというよりOSやIMEなどほかの要因がからんでいるのかもしれません。(私はWindows7, Microsoft Office IME 2010)
ともかくこの機能をオフにしても何の問題も起こらず、入力が正しく反映されるようになりました。やれやれ…
この「文字の前後関係に依存するコントロール」を調べたのはまったく違うトラブルの原因だったからなのですが、それは次の記事で取り上げます。
症状1の解決法:「環境設定」→「高度なテキスト」→「文字の前後関係に依存するコントロール」→「テキスト選択/テキストフレームの装飾を表示して書式をさらに制御」のチェックをはずす
Adobeユーザーフォーラムで発見
症状2の解決法:「環境設定」→「高度なテキスト」→「文字の前後関係に依存するコントロール」→「テキスト選択/テキストフレームの装飾を表示して書式をさらに制御」のチェックをはずす
CC2018はプラグインを入れる対策もある
Adobeヘルプで発見
バグかよ!( ゚д゚)
症状3はネットで情報を見つけられませんでしたが、この対処をしてから起きなくなったので根っこの同じトラブルと見てよさそうです。ただ報告があまり見られないことから、InDesign単体に問題があるというよりOSやIMEなどほかの要因がからんでいるのかもしれません。(私はWindows7, Microsoft Office IME 2010)
ともかくこの機能をオフにしても何の問題も起こらず、入力が正しく反映されるようになりました。やれやれ…
この「文字の前後関係に依存するコントロール」を調べたのはまったく違うトラブルの原因だったからなのですが、それは次の記事で取り上げます。
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