県関係177人受章 「秋の叙勲」受賞者 発表

 政府は3日、秋の叙勲の受章者を発表しました。県関係では、177人が選ばれています。

 このうち、鴻巣市にある理容院「HAIR SALON wakayama」で働く若山有さん(72)は、旭日双光章を受章しました。

 若山さんは、1972年3月に理容学校を卒業後、都内の店で勤務し、鴻巣市で理容店を開業。

 52年にわたり理容業に携わってきました。

 また、県理容生活衛生同業組合理事長にも就任し、理容競技会を開催するなど、理容師の技術向上に取り組んできました。

さいたま市 地域に感謝 創業祭でうな重食べ放題

 さいたま市にある老舗のうなぎ店でうな重が食べ放題のイベントが行われ、多くの親子連れなどでにぎわいました。

 このイベントは、さいたま市南区にある老舗うなぎ店「萬店」が地域の人たちに感謝の気持ちを込めて創業祭として始めたもので、ことしで4回目の開催となりました。

 午前の部に参加した親子38人は、はじめに筑前煮の缶詰作りに挑戦しました。

 缶ににんじんなどの具材や、うなぎのタレを使った調味液を詰めたり缶詰に絵を描いたりしてオリジナルの缶詰を完成させました。

 その後、うなぎの食べ放題では、秘伝のタレで仕上げた蒲焼きや白焼きのうな重が提供され、138年続く店の伝統のうなぎを味わっていました。

城下町岩槻 鷹狩り行列 開催

 徳川家康が鷹を狩りに向かう様子を再現した「城下町岩槻鷹狩り行列」がさいたま市岩槻区で行われました。

 「城下町岩槻鷹狩り行列」は、江戸時代に徳川家康が鷹狩りをするために岩槻の地を何度も訪れていたことからそれを再現して行っていて、ことしで12回目を迎えました。

 行列には、鷹を操る鷹匠をはじめ、将軍や藩主、姫などに扮したおよそ100人が岩槻駅周辺を練り歩きました。

 行列の最中には、増加する特殊詐欺の被害を減らそうと、放鷹術による防犯の寸劇も行われ、キャッシュカードの受け子役を鷹匠から放たれた鷹が捕まえると、見物客からは歓声が上がっていました。