赤磐市立中央図書館8万5800円分の切手紛失 警察に被害届
赤磐市の図書館で、業務で使うために保管していた8万5800円分の切手がなくなっていたことがわかり、盗まれた可能性もあるとして、市は30日、警察に被害届を出しました。
赤磐市教育委員会によりますと、9月17日、赤磐市立中央図書館で、職員が金庫で保管していた切手がなくなっていることに気がつきました。
なくなった切手は、60円切手1300枚などあわせて1480枚、8万5800円分だということです。
この図書館では、切手を使用した際は、管理簿に使った日付や枚数などを記録していますが、管理簿と金庫にある切手の枚数を照らし合わせたところ、金庫にあるはずの枚数がなく、紛失に気づいたということです。
赤磐市教育委員会では、館内を探したり、職員への聞き取り調査を行ったりしましたが、なくなった切手を見つけることができず、盗難の可能性もあるとして30日に赤磐警察署に被害届を提出しました。
赤磐市の友實市長は「切手の管理体制において市政への信頼を失墜させる事態となり、深くお詫び申し上げます。再発防止と信頼回復に努めるとともに、警察の捜査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。