ガザ地区 ポリオワクチン接種再開も医療施設が攻撃受け6人けが

WHO=世界保健機関は、パレスチナのガザ地区でポリオワクチンの接種を再開しましたが、接種会場に指定されていた医療施設が攻撃を受けて子どもを含む6人がけがをしたと明らかにし、人道的な一時停戦を尊重するよう訴えています。

WHOはポリオの感染拡大が懸念されるパレスチナのガザ地区北部でワクチンの接種を2日、再開しました。

接種が行われる時間帯は、イスラエル軍とイスラム組織ハマスが戦闘を一時停止することで同意していましたが、WHOによりますと、接種会場に指定されていた医療施設が攻撃を受けて子ども4人を含むあわせて6人がけがをしたということです。

これについて、パレスチナのメディアは、イスラエル軍が無人機を使って医療施設を空爆したと伝えています。

一方、イスラエル軍の報道官は、SNSに「パレスチナの民間人が医療施設でけがをしたことは承知しているが、軍はその地域を攻撃していない」と投稿しています。

ガザ地区北部では、イスラエル軍が攻撃を激化させてポリオワクチンの2回目の接種が延期され、およそ11万9000人の子どもたちが接種を受けられない状態が続いていました。

WHOのテドロス事務局長は、2日、旧ツイッターの「X」に「人道的な一時停戦中のこの攻撃は、子どもたちの健康を危険にさらす」などと投稿し、改めて人道的な一時停戦を尊重するよう訴えています。

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