3日午前4時20分ごろ、千葉県四街道市吉岡の住宅に男が押し入り、住人の50代男性にけがを負わせ、約1万2000円を奪って逃げた事件で、家族からの110番で駆け付けた県警の捜査員が、近くで男の身柄を確保した。強盗致傷容疑で事情を聴き、容疑が固まり次第、逮捕する。首都圏で相次ぐ、闇バイト絡みとみられる強盗との関連も調べる。男性は、男が所持する携帯電話を近づけられ、指示役とみられる人物から「現金の在りかを言わないと、家族がどうなるか分からない」と直接脅されたという。
捜査関係者によると、男は男性が寝ていた部屋の窓ガラスを割って侵入したとみられる。別室に80代の母親がいた。
県警によると、男は男性に馬乗りになって何度も殴り、財布の場所を聞いて現金を強奪。男性は顔から出血したが、命に別条はない。