横浜の強盗殺人事件 新たに30歳の容疑者を逮捕 「回収役」か

先月、横浜市の住宅で75歳の男性が殺害され現金が奪われた事件で、警察は新たに東京 足立区の30歳の容疑者を強盗殺人の疑いで逮捕しました。実行役が奪った現金の「回収役」とみられ、警察の調べに対し「犯罪で得たお金を回収しました。強盗をしたことは否定します」などと供述しているということです。

逮捕されたのは、東京 足立区の木本未穂容疑者(30)で、警察によりますと、先月15日、横浜市青葉区の住宅で75歳の男性を殺害したうえ、現金およそ20万円を奪ったとして強盗殺人の疑いが持たれています。

奪われた現金の「回収役」とみられています。

この事件ではこれまでに千葉県の個人事業主、寳田真月容疑者(22)が実行役として逮捕されていて、警察によりますとその後の供述や防犯カメラの映像などから、木本容疑者が都内の公園で回収した疑いがあることが分かったということです。

現金は見つかっていないということです。

調べに対し「犯罪で得たお金を回収しました。一緒に強盗をしたことは否定します」などと供述しているということです。

この事件をめぐっては2日後の先月17日に千葉県市川市で起きた事件に関わったとして逮捕されている、21歳の容疑者と26歳の容疑者も実行役として関与したとみられていて、警察は指示役の特定やグループの役割などについて捜査を進めることにしています。

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