国連女性差別撤廃委員会が皇室典範改正を勧告したとのことです。
皇室典範改正を勧告 選択的夫婦別姓導入を 国連委(時事通信) – Yahoo!ニュース
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国連女性差別撤廃委員会は29日、8年ぶりに行った対日審査の「最終見解」を公表し、
女性皇族による皇位継承を認めてない皇室典範の改正を勧告した。
選択的夫婦別姓の導入に向けた法改正も求めた。
皇室典範は「皇位は、皇統に属する男系の男子が継承する」と定めている。
国連委は前回2016年の審査時、最終見解案に見直しを求める記述を盛り込んだが、
日本政府が手続き上の問題などを理由に反論し、削除された経緯がある。
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国連が日本のことに口を出すのは大きなお世話ではあるものの、8年前は削除されたことが
今回は削除されなかったのは何故なのか、気になります。
文責 愛知県 まいこ
13 件のコメント
SSKA
2024年10月31日
コメント後もこの問題について考えました。
一つは勧告の部分に警戒しつつも国際社会において様々な活動に携わっておられる皇室と女性皇族に対する世界的な高い評価と言うプラスの面から、天皇陛下の唯一のお子様愛子様に期待する日本のプリンセス歓迎ムードが国内のみならず海外においても自然に醸成されつつある流れが感じられると共に理不尽な前近代的な制度と野蛮な男尊女卑で阻害する日本政府と言うイメージも一層広がりつつある見方です。
天皇陛下や皇族方のジェンダーに対する取り組みは世界的にも知られているでしょうから、政府と皇室の相違はおそらく日本国内より高い関心が持たれていると感じます。
今の政府は海外でも人気のある時代劇の悪代官が現実に存在するかの様に奇異に見られている中、着物を着て現れた頭のおかしな女性はそれを更に強めたのではないでしょうか。
気になるもう一点は、国内で人権が存在しない非情な扱いをされる皇室が被害者として認められるのは、やはり海外以外無いという国家として情けない現実です。
人権侵害は大袈裟でも誇張でも無く現在進行形で自民党の目指す新法案の中に女性が一般人と変わらずに自然に抱く結婚への価値感、家族、子育てに対する健全で前向きな理想を踏みにじる身分差婚として具体化した上に立民共産社民を除く主要政党が揃って賛同する男尊女卑連合とでも呼ぶべき異常事態として現れています。
眞子様がご結婚を決断されたのも家庭を持ちたい一心であったと伝えられていますから、産むなと禁じられている国内から「亡命」したと表すのが、やはり妥当なのでしょう。
国際的にも様々な貢献が認められ国内のみならず高い支持を集める皇室を(井上先生の言をお借りするならば)奴隷として扱う日本政府に怒りの感情が多方面から向けられる自然の成り行きとしか言い様の無い現状の中で世界に誇る男系と世迷言を繰り返す連中は何時まで目を瞑り続けているのでしょうか。
まいこ
2024年10月30日
投稿採用とコメントいただきありがとうございます。
皆さまの御言葉と、勧告を受けた産経新聞の記事から、8年前は削除されたことが、今回は削除されなかった理由を考えてみました。
https://www.sankei.com/article/20241030-GK34WBNKHJEI7CI6XA3Y5HFGSU/
①国連が看過できないほどに日本の男尊女卑が世界と乖離し過ぎている。
②8年前の前回は皇室典範の改正について審査の俎上に上がっておらず、最終見解案の段階で突如盛り込まれ、日本政府の「日本政府が手続き上の問題などを理由に反論」によって削除された。今回は事前に論点に含まれていたため、日本政府関係者は「皇統を守る国民連合の会」と懸念を共有しており、「皇位継承のあり方は国家の根幹をなす。委員会がわが国の皇室典範について扱うのは適切ではない」と主張したところ、かえって日本の男尊女卑が浮き彫りとなった。
③日本政府の関係者と懸念を共有していたという「皇統を守る国民連合の会」の「ローマ教皇やイスラムの聖職者、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ法王はみな男性なのに、国連はこれを女性差別だとはいわない。なぜ日本にだけそのように言うのか」「世界にはさまざまな民族や信仰があり、それぞれ尊重されるべきだ。内政干渉すべきではない」によって、さらに日本の男尊女卑が露わになった。
国連の勧告を受けた「皇統を守る国民連合の会」のコメント
「勧告が出たことで、皇室典範の改正を求める声は今まで以上に大きく国内外に響くのも事実だろう。黙っていれば、日本国民の総意として受け取られかねない。皇統について保守側も発信を強化しないといけない」
「官民一体となって、皇室のあり方を国連にアピールできるように考えたい」
日本国民の総意は、女性天皇公認=愛子天皇支持。日本国民の総意とまったく逆の主張をする「皇統を守る国民連合の会」は柿久家公園にたむろする男系女人衆のようですが、日本政府と懸念を共有して、かえって男系固執派にとっては不利になった模様です。
https://koutou-mamoru.com/
ナクラ
2024年10月30日
今回、日本政府に厳しい勧告がされたのは、前回に比べて改善が進んでいないためでしょう。
政府は男系男子の継承が理解されている言っていますが、総務省でこれに関するアンケート調査を実施した話は聞いていません。
(新聞社等のアンケート調査では80~90%が女性天皇容認です。)
有識者会議でも、前提として女性天皇は排除するよう事務方から暗に示されていた形跡があります。
これでは、改善する意欲が無いと言われてしまうのは当然でしょう。
ゴロン
2024年10月30日
国連委なんぞに言われたくはないが、8年間何もしていないし、世論調査で国民に男系継承が賛同されていないことも明らか。勧告されるのは当たり前。
恥ずかしいから勧告される前に改正するべきだったのだが、こうなった以上、早急に改正する議論をすすめなさい。
じーま
2024年10月30日
国連が日本のことに口を出すのは大きなお世話かもしれません。
ただ、日本は女性差別撤廃条約を批准しているので海外から見て女性差別的とみなされるものがあれば、勧告を受けるのは致し方ない面もあります。
少なくとも、僕は皇室典範の改正については反論する気が起こりません。
第一、男系男子の皇位継承に固執するのは女性差別どころか皇室の存続そのものを危うくするのに肝心の日本政府がそれを認識していないのは怠慢にもほどがあるでしょう。
衆院選で与党が過半数割れしたことで男系カルトの影響が小さくなった今こそ、国会での皇室典範改正の議論が行われることを期待しています。
ありんこ
2024年10月30日
今回とうとう皇室典範の勧告にまで行ったのは、国連で発言した団体女性の反論が全くの頓珍漢だった事が決定的なのではないか?と思いました。あれを女性が言うことで、日本は条約に賛同しておきながら男尊女卑が改められない低能な国であると世界中にアピールするハメになった事でしょう。今回ああいう事を女性が言ってしまった事で、日本女性は世界でも有数の無能者であると認識されてしまうのではないかと危惧します。
皇室だって外圧でキャンセルされる恐れが極大に高まった。
国民としてとても恥ずかしいし、腹立つし、申し訳ない。
SSKA
2024年10月30日
この流れから左派の運動の様に見なされるのは面倒臭いと感じつつも指摘自体は全く正しいとしか言い様が無く、女性は良いけど女系は駄目なんて母子共に侮辱する文言を政治家が公に発するのが異様な国です。
読者
2024年10月30日
間違い
チューリッヒ→ジュネーブ
法王→教皇
失礼しました。
読者
2024年10月30日
掲載ありがとうございます。
https://x.com/hitomi8088/status/1848293530734850478
『皇統を守る国民連合の会』からの”反論”です。
この人(男系絶対派)の頭の中では、ダライ・ラマやローマ法王は世襲だったんですね。この自称保守たちは同じ舌でチベット支援とか言ってるんですから、イギリス人の二枚舌を笑えません。
皆さんと同じく、国連には図々しさを感じますが、わざわざチューリッヒくんだりまで行っておいて、言うに事欠いてこんな反論にもなってない屁理屈を開陳したのは、小林先生の言う通り「恥」以外のなにものでもないです。「旅の恥は搔き捨て」でしたね。
マクロな流れ自体は良い方向にあるんだと思いつつ、小林先生の「恥」の気持ちは忘れず、引き続き自分にできることを皆さんと続けます。
くぁん
2024年10月30日
ホントに政府のおかげで日本が恥をかいてますな!
mantokun
2024年10月30日
小林先生もブログに書いておられましたが、男尊女卑を伝統と言い張り、皇室典範を前時代の遺物のまま放置してきた日本政府は、世界に日本の恥を晒しています。
上場企業に散々、女性採用や女性管理職、女性役員を増やすべしと通達してきた自分たちこそ、今すぐ皇位継承を男系男子に限定した皇室典範を改正しなさいよ!
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2024年10月30日
ジャップは外圧に弱いから、これを契機に内圧も高まっていくでしょう。
右派は「国連圧」も「小林よしのり圧」も否定し、でも変わった結果は追認して寿いで見せ、左派は自浄能力ゼロの日本を変えたのは「国連圧」だけだと喧伝するでしょう。そして「天皇制は人権侵害だから廃止せよ」と勧告してくれるよう国連へのロビー活動を続けるでしょう。
こふくろう
2024年10月30日
国連に賛同のメールしてみます