来月4日の命日あわせ 展示、講話や旧居公開
尾道市に暮らし、創作を続けた洋画家、小林和作(1888~1974年)の没後50年を記念する催しが、和作の命日(11月4日)にあわせて市内で開催されている。市は「没後50年記念マップ」を作り、和作の画業やゆかりの地、関連イベントを紹介している。【藤田宰司】
和作は山口県出身。京都で日本画を学び、後に洋画を手がけるようになった。1934年に尾道に移住し、風景画を中心に制作しながら若手育成にも努めた。尾道市の名誉市民になっている。
和作の画業を紹介する特別展「坂道を歩く 小林和作と中川一政」(11月10日まで)は尾道市立美術館で開催中。洋画の師匠で終生の友人だった中川と和作の作品約90点を展示している。入場料は一般800円。
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