斬鉄剣小林康宏工房訪問時。
帽子は好きなのでよく被る。
ベレーもかぶるし、ハット
やキャップも被る。
最近の日本人の兆候として、
帽子文化を知らない為だろ
う、室内でも着帽のままの
男が非常に多い。
特にキャップの男。
いい大人が園児のようにキャ
ップを被ったまま飲食してい
たりする。園児でさえ、室内
飲食の時には先生が脱帽させ
る。着帽飲食は遠足の外での
食事程度だ。
最近増えた室内着帽男たちは、
躾も作法もへったくれもない
アメリカンストリートの猿真
似。自分がヒップホップのス
トリートチルドレンにでもな
ったつもりなのだろうか。
極めてみっともない。
最近では私より年上のじい
さんたちも着帽のまま飲食
店で食事してたりする。特
に田舎の地方都市部。
多分、ゴルフを一切やらない
層だろう。
ゴルフ場で着帽のままクラブ
ハウスのレストランで着席
などしたら叩き出される。
西欧先進国のエチケット、
作法の文化と伝統があるから
だ。
日本も、ごくつい最近あたり
(ここ10数年前)までは西欧
文化と同じ社会作法を守る
男たちが多かった。
「不良」でさえ、室内では
脱帽していた。
室内着帽はだらしなく、くそ
ダサでもあったからだ。
だが、今は違う。
汚くだらしない無作法がカッ
コいいかと勘違いしている男
だらけになった。
着帽のまま玉撞きして指導者
ぶってるドカンチとかもいる。
失礼な虜外者だ。
第一、クッソダサ。
もっと笑えるのが、メリケン
ブラックを真似して日本人で
キャップのツバを曲げて被っ
ているいい年した大人(成人
以降)。
もう、笑うしかない。
革靴のカカトふんつぶして
いい気になってるダサさに
通じる。
ビーバップの「これが番長
だ」のチラシをそれの前で
落としてやりたくなるよう
な。
「これがナウいイカしたアメ
カジだ」とかの。
本人がいいと思ってやって
るのだからどうでもいい。
だが、男の室内着帽は軍規
での軍帽着帽以外は無作法
であり、礼儀知らずの世間
知らず、ブザマな男の姿で
あるのは確定事項だ。