大谷翔平、妻とドジャース優勝パレード 36年ぶり開催
【ロサンゼルス=共同】米大リーグのワールドシリーズを4年ぶりに制覇したドジャースの優勝パレードが1日、ロサンゼルス市内で行われ、大谷翔平(30)は愛犬デコピンを抱えながら妻の真美子さん(27)と2階建てバスに乗り、沿道に詰めかけた大勢のファンに笑顔で応じた。山本由伸(26)も参加し、晴天の下で大歓声に手を振った。
パレードは、前回勝った2020年は新型コロナウイルス禍で実施できず、1988年以来36年ぶり。メジャー公式サイトによると、約25万人のファンがチームを祝福した。大谷は中継局のインタビューで「壮観。こんなに人がいると思っていなかったので圧倒されている。(移籍)1年目から応援してもらい感謝している」と語った。
パレード後は本拠地のドジャースタジアムで優勝報告会が行われ、大谷は大観衆を前に英語で「このチームの一員としてここにいられて光栄。ロサンゼルス、おめでとう」とスピーチした。山本も英語で「ドジャースファンの皆さん、ありがとう」と叫び、球場を盛り上げた。
ワールドシリーズでドジャースはヤンキースとの43年ぶりの東西名門対決を4勝1敗で制し、8度目の栄冠に輝いた。
米大リーグ・ドジャースに移籍した大谷翔平の試合結果や個人成績、コラムをまとめました。大谷はエンゼルスで2023年、44本塁打で日本選手初の本塁打王を獲得。投手でも10勝を挙げてアメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)を2年ぶりに受賞しました。