Creative Futurists Showcase #1 『TECH BIAS -テクノロジーはバイアスを解決できるのか?-』トークイベント

文京区本郷7丁目3 情報学環・福武ホール | By Creative Futurists Initiative

Event description

東京大学とソニーグループによる越境的未来共創社会連携講座(Creative Futurists Initiative)の成果発表イベントCreative Futurists Showcase #1「Tech Bias テクノロジーはバイアスを解決できるのか?」が開催

東京大学とソニーグループ株式会社が連携して進める「越境的未来共創社会連携講座(通称:Creative Futurists Initiative、以下CFI)」では、講座内の実践研究プロジェクトの成果発表展として、2024年11月23日(土)~25日(月)の3日間、東京大学本郷キャンパスにおいて、テクノロジーを取り巻くバイアス「Tech Bias(テックバイアス)」をテーマにした展示とトークイベントを開催します。バイアスが社会に与える影響や、未来の課題解決に向き合う中でのテクノロジーの可能性や困難について、参加者と来場者が共に対話を通して思索できる場を立ち上げます。

本講座の初年度にあたるこの実践研究プロジェクトでは、社会および技術に関する課題としてTech Biasをテーマに設定しました。ジェンダーや障がいといった要素に関連するテクノロジーの潜在的なバイアスを浮き彫りにし、そのバイアスが社会に与える影響について、文献調査やインタビューといった手法を通じて批評的かつ思索的に探究してきました。さらに、テクノロジーを活用し、こうしたバイアスの解消を目指すとともに、それらを体感・共有するためのアプローチを実践し、その成果をアート、デザイン、あるいはテクノロジーの形で提示します。

本展のための特別イベントとして、会期中の11月24日(日)に、2部構成のトークイベントを実施いたします。研究プロジェクトのテーマである「Tech Bias」について、テクノロジーを用いることがバイアスへいかに影響を及ぼし、それを解決することができるのか、あるいは解決が難しいのか、という点について、展覧会出展者やゲストを迎えながら、深く掘り下げていきます。

▼Creative Futurists Showcase #1 トークイベント開催概要

【主催】東京大学 ✕ ソニーグループ 越境的未来共創社会連携講座

【日時】2024年11月24日(日)14:30開場 15:00〜18:00開演

【会場】東京大学 情報学環・福武ホール 地下2階 福武ラーニングシアター

【住所】https://maps.app.goo.gl/eyKBBwj2kfkdgBnBA(〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 情報学環・福武ホール)

【入場料】無料

▼内容

本トークイベントは、「Tech Bias」をテーマに、テクノロジーがもたらす潜在的なバイアスを浮き彫りにし、そのバイアスが社会にどのように影響を与えているか、さらにテクノロジーを用いてバイアスをいかに解決できるのか、あるいは解決が難しいのかという点について深く掘り下げます。

▼プログラム

【第1部(15:00〜16:30)】同時開催中の展示「Tech Bias テクノロジーはバイアスを解決できるのか?」に参加中のCFIメンバーによる成果プレゼンテーション

プレゼンテーション: 高橋 宙照、Yating Dai、山本 恭輔、Hao Cao、松本 翔太、菅野 尚子Tang Muxuan、劉 カイウェン、白木 美幸、香川 舞衣、百田 竹虎、増田 徹、甲林 勇輝李 若琪、毛 雲帆、西澤 巧、梅津 幹、熊 暁、小松 尚平、石坂 彰、中岡 尚哉江連 千佳、浅井 智佳子、三浦 勝典、佐倉 玲、三森 亮、明石 穏紀


司会: 筧 康明(東京大学大学院情報学環 教授)


【第2部(16:45〜18:00)】外部ゲストを交えた「Tech Bias」そのものをより深く掘り下げるパネルディスカッション

パネリスト:

西川 文(ソニーグループ株式会社 サステナビリティ推進部 アクセシビリティ&インクルージョングループ ゼネラルマネジャー)

布施 琳太郎(アーティスト)


司会:田中 東子(東京大学大学院情報学環 教授)

▼登壇者プロフィール

布施琳太郎(アーティスト)

アーティスト。1994年生まれ。スマートフォンの発売以降の都市における「孤独」や「二人であること」の回復に向けて、自ら手がけた詩やテクストを起点に、映像作品やウェブサイト、展覧会のキュレーション、書籍の出版、イベント企画などを行っている。 主な活動として個展「新しい死体」(2022/PARCO MUSEUM TOKYO)、廃印刷工場におけるキュレーション展「惑星ザムザ」(2022/小高製本工業跡地)、ひとりずつしかアクセスできないウェブページを会場とした展覧会「隔離式濃厚接触室」(2020)など。著書として『ラブレターの書き方』(2023/晶文社)、詩集『涙のカタログ』(2023/パルコ出版)。

西川文(ソニーグループ株式会社 サステナビリティ推進部 アクセシビリティ&インクルージョングループ ゼネラルマネジャー)

人間中心設計専門家(HCD: Human Centered Design)として、グローバルでユーザー調査を行う社内スキームの運営・実施に従事 現在は、アクセシビリティ・インクルーシブデザインのソニーグループ全社推進に取り組む。

「越境的未来共創社会連携講座」とは

国立大学法人東京大学が、ソニーグループ株式会社と協働で、東京大学 大学院情報学環に2023年12月に設置した本講座では、東大学生とソニーの社員がプロジェクトグループを組織し、より実践的な研究プロジェクトに取り組む機会を提供します。具体的には、ジェンダーや障がいなどのバイアスや、サステナビリティ等の課題をテクノロジーで解決する研究活動や、越境的共創のための方法論に関する調査・研究などを推進します。また、NPO/NGOセクターとの協働機会や海外の大学・アート機関との連携も視野に入れ、フィールドワークや国際的な活動に力を入れています。


社会課題に向けた批評分析的アプローチと、アート・デザイン・⼯学を通じて未来に向けた問題提起・課題解決を⾏う創造的アプローチを結合し、両⽴させる人材をCreative Futurist(クリエイティブ・フューチャリスト)と呼び、その育成と学際的実践研究の推進を目的とするものです。担当教員には、筧康明 特任教授(兼務) 、苗村健 特任教授(兼務) 、田中東子 特任教授(兼務) らが就任しています。


今後のイベントや実践研究の活動状況、研究成果などの本講座に関連する情報をご希望の方は、公式HPよりメールアドレスをご登録ください。コンテンツ配信オンラインプラットフォーム「Substack」を利用して配信します。


「CFI」公式HP・SNS/

公式HP:https://cfi.iii.u-tokyo.ac.jp/

X:https://x.com/cfi_utokyo

Instagram:https://www.instagram.com/cfi_utokyo

Threads:https://www.threads.net/@cfi_utokyo

本イベントに関する問合せ先

〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1

東京大学大学院情報学環 筧研究室 越境的未来共創社会連携講座担当

cfi@xlab.iii.u-tokyo.ac.jp

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Creative Futurists Initiative

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