10月25日(金)に公開した、「ナインだよ」のオマージュ動画(いわゆるカタコトの動画)が炎上し、削除するにいたった件について。
これは、私が、9月の山本代表の来阪時、動画出演を依頼し、代表が演じたものを大石事務所が編集したコンテンツです。
カタコト動画の元ネタは、ナインさんというタイ在住のTiktokインフルエンサーがカタコトの日本語でタイを毒舌気味に紹介するものです。
わかりやすい、新鮮に聞こえる、意外性が笑える、そういう文脈で流行っていて、若い人などがマネ、パロディ動画をたくさん出しています。
動画を作成・公開したのは、流行っているから、おもしろいから、その流行自体に「カタコトへの差別的意味合い」は無かったから、です。
社会で虐げられている人を見下す文脈で、その人たちに言及したり揶揄したりマネをしたりすることは、たとえ巷で流行ったとしても許されないですが、そういう流行ではないと判断しました。
新しい言語のあり方(流暢な言語が上位とは限らないし、むしろそれを破壊する新たな価値観)も提案するものだと思っています。
一方、巷で流行している文脈はそうであっても、公人がカタコトのマネをするのはまた違う文脈が生まれるのだ、という指摘は重く受け止めお詫びいたします。今後、気を付けます。