フェムテックは、月経や出産、不妊、更年期など
女性特有の健康課題をサポートするツールとして注目されています。
また、人に話すことをタブーとされた女性の健康やライフイベントに関わる悩みをひとりで我慢せずに
“みんなで”共有し、助け合う「新しい当たり前」をつくるムーブメントにもなっています。
企業や自治体、周りの人の理解は、何かを犠牲にしたり、何かをあきらめたりすることなくライフイベントも仕事も両立したい働く女性が自分らしく生きることを実現していく。
そしてそれは、誰もが働きやすい環境をつくり、企業の価値、社会の価値につながるはずです。
フェムテックは、産業としては始まったばかり。
採択された実証事業を通じ、多くの人にフェムテックを知ってもらい、
女性はもちろん、男性にとっても、幸せに満たされる社会実現への第一歩になることを願っています。
経済産業省 経済産業政策局 経済社会政策室
働く女性の妊娠・出産や更年期等ライフイベントに起因する望まない離職等を防ぐため、女性特有の健康課題は、女性本人だけではなく企業や社会全体で共に解決していくアプローチが欠かせず、その方策のひとつとして、フェムテックの活用が期待されています。経済産業省は、令和3年度より「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」を立ち上げ、このようなアプローチを通じて女性の就業継続を支援し人材の多様性を高めることで、中長期的な企業価値の向上を図ります。
Femtechは、FemaleとTechnologyをかけ合わせた造語で、女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決する製品やサービスなどを指します。
ジャンルは、月経や不妊治療、出産、育児、子育て、婦人科系疾患、女性向けケアアイテム、セクシャル・ウェルネスに関わるものなど多岐に渡ります。これらの悩みや課題は、個人差があり、誰かに相談することではないとの思い込みから我慢する女性も多くいました。
すべての人が健康で幸せな日々を送れるよう、解決するために何ができるかを考え、解決策を提供するツールがフェムテックです。
実証事業の取り組みを
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※外部有識者による審査委員会での審査を経て、
実証事業が採択されました。
※本資料は2023年3月31日時点の内容です。
※経済産業省は令和2年度に、日本におけるフェムテック産業の実態調査と産業振興に関する課題分析、経済効果試算を行い、報告書(令和2年度 調査研究報告書)に取りまとめました。