西城秀樹ら出演の映画『愛と誠』三部作、初となるデジタル配信が「プラス松竹」でスタート
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『愛と誠』キーアート (C)1974 松竹株式会社
映画『愛と誠』三部作の初となるデジタル配信が、本日4月26日(金) よりプライムビデオ「プラス松竹」チャンネルでスタートした。
『愛と誠』は、1973年3・4合併号から1976年39号まで「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された、梶原一騎(原作)&ながやす巧(作画)による同名漫画を原作とした実写映画。不良高校生のリーダーと財閥の娘との純愛を描いた学園青春バトルアクションもの、および学園純愛ラブストーリーものという、今や日本映画の人気二大ジャンルのはしり、プロトタイプとも言える作品だ。
主演は西城秀樹(1作目)、南条弘二(2作目)、加納竜(3作目)がそれぞれ務め、ヒロイン役は3作共通で本作がデビュー作となった早乙女愛が演じた。また2012年には三池崇史監督、妻夫木聡、武井咲、斎藤工出演で再映画化されている。
なお「プラス松竹」での独占配信は本日から3カ月間となる。
<作品情報>
『愛と誠』(1974年)
原作:梶原一騎/作画:ながやす巧
脚本:石森史郎/山根成之
監督:山根成之
出演:西城秀樹/早乙女愛/仲雅美/織田あきら/坂上大樹 他
【ストーリー】
信州・蓼科高原のスキー場。財閥の娘、早乙女愛は危うく谷に転落する寸前、少年、太賀誠に助けられる。彼の額には傷が残った。9年後、ふたりは意外な、そして運命的な出会いをする。名門・青葉台高校のアイドルになっていた愛とその仲間が、合宿中暴走族に絡まれるのを救ったのが、地元の不良高校生のリーダー、誠だった。愛は、傷の償いをすべく父の力を借りて、誠を青葉台高校に転入させる。凶暴な誠は、1日目から問題を起こした。さらに誠は不良仲間を支配し、その横暴は日増しにエスカレートしていく……。
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(C)1974 松竹株式会社
『続・愛と誠』(1975年)
原作:梶原一騎/作画:ながやす巧
脚本:石森史郎/山根成之
監督:山根成之
出演:早乙女愛/南条弘二/森次晃嗣/中川加奈/多岐川裕美 他
【ストーリー】
青葉台高校を退学させられた太賀誠は、悪名高い花園実業へ転校。早乙女愛も誠を追って転校する。花園実業には、誰もが畏怖するスケバングループがいた。ふてぶてしい誠の態度にその中のひとりが襲いかかるが、反対に逆さ吊りにされる。それは、彼女たちへの誠の宣戦布告でもあった。誠はスケバンの影の大番長を探すが、なかなか見つからない。そんな時、新人の体育教師が襲撃される事件が起きた。その犯人こそ、影の大番長高原由紀だった。
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(C)1975 松竹株式会社
『愛と誠・完結篇』(1976年)
原作:梶原一騎/作画:ながやす巧
脚本:山根成之
監督:南部英夫
出演:早乙女愛/加納竜/柴俊夫/白木万理/東八郎/大滝秀治 他
【ストーリー】
悪の温床、花園実業高校に通う愛と誠。ある夜、愛に脅迫電話があった。「誠に転校するよう伝えろ。彼の命が惜しければ」。愛から忠告された誠は、逆に新たな挑戦状に闘志を燃やす始末だった。翌朝登校した誠の教室は、悪名高いヤングマフィア「緋桜団」に占拠されていた。檀長の砂土谷峻の鞭が誠に飛び、打ちのめされる。そこに割って入ったのが、高校の理事長で政財界の黒幕、座王だった。座王と峻は実の親子で、子どもの頃に目を傷つけられた峻は家を飛び出した過去がある。その日以来、誠と峻の因縁の対決が始まった。そして突然、早乙女家に重大事件が起き、最大の危機が迫る……。
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