有村優花さんの1日(コーポレート) - #タイムズマネフォ - 株式会社マネーフォワード 読み込まれました

有村優花さんの1日(コーポレート)

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有村優花(ありむら ゆうか)さん

  • 経理

  • 2018年入社

  • 経理本部

    経理2部(支払い担当)

経理として、新しいことにチャレンジしたくて転職を決意

2018年にマネーフォワードに入社しました。

それまでは、70年ほどの歴史がある中小企業で9年間、経理の仕事をしていたんです。いい意味で、とても安定していて、期末以外は毎日定時に上がれるような環境でした。

年間の残業が10時間以下、というくらい、色々なことがきちんと確立されていて、マニュアルなどもしっかりしていたので、この通りにやれば大丈夫、といった感じです。月次の作業も2営業日で完了するくらいで。

でも、その中で、新しく何かを吸収できることが、なかなか見つけられず、だから、自分はちゃんと経理ができているんだろうか、もっといろいろな経理経験を積んでいきたい、と考えたのが転職のきっかけです。

当時働いていた会社は、平均年齢が高く、同年代の人と働いてみたい気持ちもありました。なので、マネーフォワードに入社したときは、一気に周りにいる人たちが自分と同じくらいの年齢の人たちばかりになったので、カルチャーショックも大きくて(笑)

例えば、〇〇部長、といった感じで、名前に役職をつけて呼ばないことだったり、役員の人と気軽に話したり、できることがとても新鮮で驚きました。

私が入社した2018年頃は、数名だった経理部が、今では10名を超える部署になっています。

担当領域ごとにグループが分かれていて、1部は税務系の対応をするチーム、2部はIRなどの数字開示に携わるチーム、3部はグループ会社のプロセスを標準化するチームとなります。私は2部の所属なので、通常の月次業務のほかに、四半期ごとの開示情報の作成なども担当しています。

経理というと、お金の処理をする業務のイメージが強いと思いますが、マネーフォワードの経理部の場合は、自社のプロダクトが経理に関わるものであることから、新しいプロジェクトを立ち上げる際に、経理の業務について理解を深めたい、というメンバーのヒアリングに応じたり、相談に乗ったりすることもあります。

今年の8月から、月初の作業を4営業日で締めるようになったので、月初の4営業日までは結構忙しいのですが、5営業日、6営業日には落ち着いて、通常業務に戻っていくようなイメージです。

今最善なことが、来月もそうとは限らない。根本から思考することがやりがいにつながる

経理の仕事は、正確さがもっとも大切なことですが、マネーフォワードの経理部では、常にいい方向への変化も求められます。

今やっていることは最善だけれど、来月はそうじゃないかもしれないよね、というスタンスです。例えば、月初の締日を1営業日短縮するには、もう根本から変えないといけないことがたくさんあります。なので、そういう改善を常に意識しておかなければならない、と感じています。

特に経理をやっている人というのは、安定思考の方が多いと思うんです。これまで問題がなかったことは、できれば変えたくない、と思うもの。問題がなければ、そのやり方をずっと続けることで、自ずとスピードはついてくるものなので。

でも、業務を大きく変えていくには、根本を変えないといけないですよね。それがすごく大変なところでもあり、マネーフォワード経理部の仕事が楽しい理由でもあると思っています。

2022年の8月に月初の締めを4営業日に変えたことは、今年の経理部のチャレンジ目標だったんです。期初の段階から3営業日ほど短縮して4営業日までもっていくことができました。

月次の締めを4営業日に変えることで、経営陣に早く数字を届けることができるようになります。

例えば、以前は10営業日で締めていて、そうすると、数字を提出した段階でもう月中なので、その分改善のタイミングが遅くなってしまいますよね。4営業日で締めれば、およそ1週間で数字が出せるので、その分予算の振り返りや、改善を早く行うことができ、また、万が一計上漏れなどが発生した場合も、素早く対応できるんです。

また、私たち経理部で働くメンバーにとっても、最初の1週間を集中してやり抜けば、そのあとは割とフレキシブルに働くことができるようになり、休みが取りやすくなる、というメリットもあります。これまでは月の前半の2週間は絶対に休めない、というプレッシャーがありましたが、それが改善されたのは大きな違いです。

経理部の社内メンバーに向けたユーザーフォーカスを、社外のユーザーにも広げていく

私は、マネーフォワードの経理部の中で一番社歴が長いので、メンバーが経理部に何か相談などがある際の、クッション的に、心理的な負担を減らす役割ができればと思っています。マネーフォワードの経理部は、仕事ができるメンバーばかりなので、堅く見えるかもしれないんですが、本部長の松岡さんを筆頭に、とてもお茶目な人が多いんです。

でも、経理部に何か相談するときに、緊張してしまう方って、意外と多いんじゃないかと思うんですよね。

なので普段から、支払いのリマインドをしたり、問い合わせの対応をしたりする際は、チャットで文字で伝えることが多いので、書き方が怖くならないように、ということも意識しています。

つい経理の専門用語を使ってしまいそうになるのですが「これって分かりにくくないかな」と見返して、噛み砕いて伝えられるようにしています。

また、私たち経理部から見た「ユーザー」は社内のメンバーのみなさんであることが多いので、どうすれば経費精算がしやすくなるか、今の支払い依頼はやりにくくないか、といったことも、常に考えながら業務にあたっています。

その意味で、半期ごとに経理部のワークショップを行っているんですが、その際に、ほかの事業部とのコミュニケーションをどんな風にとっていくか、といった話しをすることもあります。

マネーフォワードは、先ほどお話しした通り、経理系のプロダクトがあるので、開発の方と会話をする機会が多いんです。ほかの会社の経理部だとなかなかそういったことは少ないので、そういった経験から培ったことを伝えていきたいと思っています。

対外的にも、マネーフォワードの経理部のことをもっといろんな人に知ってもらい「マネーフォワードの経理部ってすごいよね!」と思ってもらえたら嬉しいですね。

また日頃から、自社の新しいサービスは試作の段階から触ってみて、使ってみた感覚をフィードバックしたり、リリース後にはいち早く実務に取り入れることで、バグなどの問題があればすぐに開発チームに共有しています。

その上で、マネーフォワードの製品を使っていただいている社外の方から「マネーフォワードの経理部ではどうやっているんですか」といった質問に、迅速に回答をお返しし、いつも、自社のサービスをより便利に使っていただけるよう、まず私たちが、自社プロダクトを活用したベストプラクティスを構築していくことも心がけています。

売上に貢献できるのは、マネーフォワードの経理部だから

マネーフォワードの経理部では、自社のプロダクトを使っているからこそ、私たちがいろいろと改善を進めることで、もっとプロダクトを営業しやすくすることができます。

普通、経理部というのは、なかなか売上に貢献することがある部門ではありませんが、マネーフォワードでは間接的ではあるものの、自分も売上に関わることができる。それってとても特別なことですよね。

だからこそ、もっともっと経理のことを知りたいですし、そんな経理部に所属できていることは、私の自慢です。

経理の仕事って、失敗が許されない極限状態を味わうこともありますが、着実にやっていれば成果を出せますし、数字がパズルのようにピタリとはまる瞬間の達成感があるので、本当に面白い仕事です。

責任を誰かに押し付けることはなく、なにかあれば相談できるし、ちゃんと周りがサポートをしてくれるので、その安心感のもと、仕事に責任を持って取り組むことができますね。

一人じゃないんだ、という心強さがありがたいです。

プライベートは犬に夢中。日課の散歩と休日のお出かけでリフレッシュ

仕事を終えたあとも、休日も、昨年から家族に迎えた犬に夢中です(笑)

キャバリアという犬種なんですが、もうとにかく可愛いので、在宅ワークの日は、時々犬に触れてリラックスすることも。

夕食後に、夫婦で他愛のない話をしながら、のんびり犬の散歩をするのが日課です。

休日も、犬を連れていける公園やカフェに出かけたり、最近は夫婦で犬の動画を作ってYouTubeにアップしたりと、とにかく犬中心ですね。

今は、犬を連れて旅行にいく楽しさに目覚めてしまい、旅行サイトをみてはピックアップしています。

そういうプライベートな時間があるから、仕事も頑張れますね。

取材・文/新田大航(マネーフォワード採用広報)
写真/矢頭ユミ(マネーフォワード広報)

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