米大リーグ、ドジャースが30日(日本時間31日)、ワールドシリーズ(WS)第5戦でヤンキースを下して世界一に輝いたが、試合の模様を中継したフジテレビが優勝の瞬間に流したテロップの書体が「昭和感ハンパない」「ダサすぎる」「伝統のテロップ」などとネット上で物議を醸している。
フジテレビは、ドジャースに大谷翔平投手と山本由伸投手が所属することに加え、今回のWSが43年ぶりの超名門球団同士の“頂上決戦”ということもあって、26日から全試合生中継している。
この日の中継では、世界一を達成したドジャースナインがマウンド付近に駆け寄り、歓喜の輪ができたところで、中継画面に「ロサンゼルス・ドジャース 4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇」という筆書きの書体の金色テロップがデカデカと大写しになった。実はこの金色テロップ、昨年の阪神タイガースの日本一の瞬間などでも使われるフジテレビ野球中継の“伝統芸”となっている。
これに多くの視聴者が反応。SNSには「フジテレビの伝統的なテロップ」「日本シリーズだろうがWシリーズだろうがこれ」「フォントがダサすぎて笑ってしまった」「手書きの感じがすごく昭和を感じる スターどっきり㊙報告みたいな」などの声があふれた。
こうした反応に、今回のテロップを書いたとされる平原ようすさんはSNSに「フジ恒例の優勝テロップを書きました。ドジャース優勝おめでとう!!」とポストして、話題をさらっていた。