「なぜ狙われた」東京から山口へ900キロ 闇バイト応募の3少年

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池田良
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 関東地方の少年3人が山口県光市の住宅に強盗に入ろうとした疑いで逮捕された事件から、2日で2週間が経つ。3人の足取りや動機は、県警の調べで徐々に明らかになってきた。ただ、なぜ山口を狙ったのかは不明なままだ。被害者は、不安な日々を過ごしている。

 県警や被害者への取材をもとに、事件の経緯を振り返る。

 10月20日午前、東京都内。のちに県警に強盗予備容疑で逮捕される、千葉県多古町の高校3年の少年(18)と茨城県牛久市の高校1年の少年(16)、同県龍ケ崎市の中学3年の少年(14)の3人が初めて顔を合わせた。捜査関係者によると、3人は互いに面識はなかったが、共通していたのは、SNSの闇バイトに応募していたことだった。

 「高額報酬」「即日即金」「簡単な仕事」

 こうした趣旨の文言に誘われ…

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この記事を書いた人
池田良
山口総局|警察・司法、交通担当
専門・関心分野
交通、経済、福祉、写真