首都圏で、いわゆる「闇バイト」が関わったとされる強盗事件が相次ぐ中、長野県諏訪市では10月28日朝、警察などが注意を呼びかけました。
諏訪警察署上原正樹署長呼びかけ:
「闇バイトは犯罪です。気を付けてください」
JR上諏訪駅前で街頭啓発を行ったのは、諏訪警察署の警察官と警察ボランティア協会の会員合わせて14人です。首都圏では、一軒家を狙ったとみられる強盗事件が相次いでいて、SNSなどで実行役を集める、いわゆる「闇バイト」の関与が指摘されています。
「闇バイト」は、SNSなどで「高収入」など甘い言葉を並べて人を募っていて、応募してしまうと、犯人グループに個人情報を握られ、犯罪行為に加担させられる恐れがあります。
警察は、こうした求人情報には十分注意し、万が一、応募してしまった場合は、すぐに警察に相談するよう呼びかけています。
諏訪警察署上原正樹署長:
「高校生、大学生が闇バイトに加担し犯罪者になってしまうと聞き、朝の通勤通学の時間帯を対象にやらせていただいた。家族や自分が脅迫されているということで抜け出せない方もいると思うが、勇気をもって警察に相談してほしい」