「数万円の報酬」と約束か 東京・三鷹の強盗未遂 容疑で逮捕の大学生、事件前日に上京

強盗未遂事件のあった民家=30日午後、東京都三鷹市(桐原正道撮影)
強盗未遂事件のあった民家=30日午後、東京都三鷹市(桐原正道撮影)

東京都三鷹市の住宅に複数の男が押し入った事件で、強盗未遂などの疑いで逮捕された京都市下京区、大学4年、佐円昌紀容疑者(23)が「お金に困っていた。数万円の報酬をもらえることになっていた」と供述していることが31日、警視庁への取材で分かった。同庁によると、事件前日に上京したと説明しており、指示役とのやりとりの内容や経緯を調べる。

佐円容疑者はX(旧ツイッター)で「ホワイト案件」を調べ、「運び屋だと思っていたが、三鷹市の公園で他の男と合流し、空き巣になった。逃げたら殺すと脅された」と話している。警視庁は他にも関与した人物がいるとみている。

逮捕容疑は他の人物と共謀し10月30日未明、住宅1階窓ガラスを割って侵入し、住人の70代男性の首を絞めて金品を奪おうとした疑い。何も奪わずに逃走し、男性にけがはなかった。

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