更新日:
2024/10/26
公開日:
2024/10/26
フリーランス支援 厚労省のリスキリング融資制度が2025年10月に開始
厚生労働省は、フリーランスや専業主婦などの雇用保険未加入者を対象に、学び直し(リスキリング)を支援する融資制度を2025年10月から開始します。この新しい制度は、働き手が専門的な知識や技術を習得し、就職を目指すための経済的支援を目的としています。
融資制度の概要:最大240万円を学費・生活費に充当
この融資制度では、年間最大240万円を学費や生活費として借りることができます。利率は年2%、貸付期間は最長2年となり、受講が決定した後に金融機関から融資を受ける仕組みです。申込窓口はハローワークが担い、対象となるのは大学や専門学校が提供する授業、資格講座、公的職業訓練などです。
フリーランスと雇用保険加入者向け支援の違い
同時期に、雇用保険に加入する会社員向けには、リスキリングで仕事を休む間、生活費として失業手当相当の給付金を支給する制度が導入されます。しかし、フリーランスは給付金の対象外であるため、代わりに融資制度が設けられました。この仕組みにより、フリーランスが就職後に雇用保険に加入し、安定したキャリアを形成することが期待されています。
融資返済の支援:賃金アップで返済額の一部を免除
就職後の賃金が一定以上上昇した場合、融資の残債の一部を免除する案も検討されています。免除額は最大で残った返済額の半分程度となる見込みです。申請にはフリーランス時の収入証明と就職後の収入証明をハローワークに提出する必要があります。
制度の財源と予算
この融資制度の財源は、4分の3を雇用保険料を原資とする労働保険特別会計から、残りの4分の1を国の一般会計から拠出します。厚労省は2025年度予算の概算要求に5.1億円を計上しました。
今後の展開と詳細の確定
今後、厚労省は融資の返済免除条件や対象となる講座の具体的な内容を詰めていく予定です。この制度を通じて、フリーランスが持続可能なキャリアを築き、日本全体の労働市場を活性化することが期待されます。
日本経済新聞「フリーランスのリスキリング支援 25年10月に融資制度」
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記事の執筆者
株式会社イチドキリ 代表取締役
徳永 崇志
兵庫県の実家で、競走馬関連事業を展開する中小企業を営む家庭環境で育つ。
岡山大学を卒業後、大手SIerでエンジニアを経験し、その後株式会社リクルート法人営業に携わる。株式会社レアジョブではAIを用いた新規事業の立ち上げに従事し、リリース1年で国内受験者数No.1のテストに導く。株式会社素材図書で役員を務めた後、株式会社イチドキリを設立。中小企業向けに、補助金獲得サポートや新規事業開発や経営企画のサポートをしている。Google認定資格「Google AI Essentials」を2024年に取得済。
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