野村HD 傘下の野村証券で不祥事相次ぎ「非常に遺憾」

証券大手の「野村ホールディングス」は、11月1日の決算発表の会見で、傘下の野村証券をめぐって国債先物の不正取引が発覚したほか、元社員が強盗殺人未遂などの疑いで逮捕されるなど不祥事が相次いだことについて、顧客の信頼を失うこととなり非常に遺憾だと述べました。

野村証券をめぐっては3年前、トレーダーが自社の資金を使った日本国債の先物取引で価格を不正に操作したとして、先月31日金融庁から2100万円余りの課徴金の納付を命じられました。

また、営業を担当していた社員がことし7月、広島市で80代の夫婦に睡眠作用のある薬物を飲ませ、住宅に火をつけて現金を奪ったとして先月30日に強盗殺人未遂などの疑いで逮捕されました。この社員はすでに懲戒解雇されています。

不祥事が相次いでいることについて、「野村ホールディングス」の北村巧 CFOは、11月1日の決算発表の会見で「お客様の信頼を失うことになってしまったのではないかと考えている。非常に遺憾ではあるが、信頼を回復できるよう役職員一丸となって頑張って参りたい」と述べました。

一方で、元社員が逮捕された事件の経営責任を問われると「わからない部分も多いので、責任についても答えるには時期尚早かと思う」と述べるにとどまりました。

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