犯行グループ、近くの公園に集合し徒歩で現場に移動か 東京・三鷹の強盗未遂

送検のため警視庁三鷹署を出る佐円昌紀容疑者=1日午前8時2分
送検のため警視庁三鷹署を出る佐円昌紀容疑者=1日午前8時2分

東京都三鷹市の住宅に複数の男が押し入った事件で、強盗未遂などの疑いで逮捕された京都市の大学4年、佐円昌紀(さえん・まさき)容疑者(23)が、別の男らと現場近くの公園に集まった後、徒歩で住宅に向かった疑いがあることが1日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁はスマートフォンを押収して解析を進め、事件に関わった男らの行方を追っている。

警視庁によると、佐円容疑者は「逃げ続けるよりも出頭しようと思った」と供述。X(旧ツイッター)で「ホワイト案件」を調べ、事件直前に仕事の内容が変わったという趣旨の説明をしていた。警視庁は1日、佐円容疑者を送検した。

事件は10月30日未明、三鷹市大沢の住宅で発生。複数の男が1階窓ガラスを割って侵入し、住人の70代男性の首を絞めて金品を奪おうとしたが、そのまま逃走した。男性にけがはなかった。

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