この本の中には、沢山の美しい写真とともに膨大な量の情報が入っていました。
とても素晴らしかったので、この本について感想や私なりに感じたこととともに書いてみたいと思いました。
とても情報量が多いので、自分としても消化不良なのですが、特に心動かされた部分をご紹介したいと思います。
その前に、以前私が読んだ本、フィボナッチ数列についてお話します。
私は理数系が弱いので、あまり上手に伝えることができませんが、植物の枝、葉、花、カタツムリの巻き方などはこれに従っているようです。黄金律とも言います。
You Tubeでフィボナッチ数列とか、黄金比、黄金率と検索するとわかりやすいものが色々出てきます。
https://www.youtube.com/watch?v=Q3WHKRhx_l0
Nature by Numbersという美しいものもありました。
https://www.youtube.com/watch?v=kkGeOWYOFoA
フィボナッチ数列のことを知ったとき、DNAにこのような情報が書き込まれていたと思っていました。
しかし、そうではないかもしれません。
私は「InDeep」というブログの大ファンです。
その中で、http://oka-jp.seesaa.net/article/416066198.html
という記事がありました。
この記事を読んだとき、私は「ウォーター・サウンド・イメージ」というこの本をどうしても読んでみたくなりました。
「はじめに言葉ありき」と聖書にはあるようです。
私はキリスト教には全く関心ありませんが、宇宙の創造には興味津々です。
このような文章がありました。、→マリウス・シュナイダーは以下のように書いている。「古代の宇宙進化論において、この発生てきな音は…(中略)…原初の振動である音はどんどんらせん状に広がっていき、リズムを高めて、新たな振動を生み、しだいに石や肉体へと変性していった。」
しかし、→目に見える物質界は…(中略)…原初の生の勢いはやがて衰え…(中略)…石化する
言葉=音=特定の振動もしくはその「場」の振動が形まで作っているかもしれない。
「クラドニの音の図形」という図形がたくさん本の中に出てきます。
砂や水を入れたある器に周波数を少しずつ高くして流すとできる図形には周期性があり、周波数が高くなるほど複雑で繊細になります。
そして、その図形は私たちの身近な者たちにとても似ているものがあります。
クラドニの音の図形と自然にあるそれらを対比させて写真が載せてあります。
例えば、亀の甲、ヒョウ柄、ゼブラ柄、古代の文字、虫、タンポポ、ヒマワリ、ユリ、ヒトデ、サボテン、カタツムリ、クラゲ、…。
(クラドニの音の図形もYouTubeで見ることができます。)
ルドルフ・シュタイナーの著書からの引用も素敵です。
→この水に恵まれた地球には宇宙からの様々な倍音が流れ込み、…(中略)…もっとも特異な形や図形は、宇宙から流れ込む音楽によって形づくられる。そして水に溶解している物質は、水気を帯びているので、天井の音楽にしたがい、調和する。…(中略)…天空の音楽によってタンパク質として凝固した水は、しだいに血液を生成し始める。…(中略)…すべては実際に宇宙の音楽にしたがう物質のダンスによって作られているのだ。
どうも、音楽とは宇宙からもたらせられたとルドルフ・シュタイナーは考えていたようです。
(長い文章なので、自分が気になる部分のみ拾い出しました。中略ばかりですいません。)
ひょっとしたら、DNAってどの周波数かを記憶しているのかな~
この本に多くの文章の引用があります。多くの詩も引用されており、これらのことを知っているかのような詩なのです。きっと、私たちが失ってしまった感覚を持っていたのでしょう。
この本は日を改めてまた読み返したいと思います。今気づけなかったことや理解できなかったことがわかるようになってくるような気がします。
すべてのものが歌っているのが聞こえたら、どんなに素敵か。
今いるこの世界がまったく違って見えることでしょう。
体験してみたいです。
本来のこの世界は夢のように美しい世界なのかもしれないですね。
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おまけ
辻井信行さんの演奏が好きです。
彼の弾くピアノは歌っているかのようです。
https://youtube.com/watch?v=wbAoeZZvntk
弾いているのは辻井さんではありませんが、彼が子供のころ作曲した「川のささやき」は私が大好きな曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=bonwmT1CuPs
彼は形あるものが歌っているのが聞こえているのかしら。と思ってしまいます。