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【競馬】筆者さん、今年も早々にPOGのトップ層に入ってしまう…笑。何故これほど毎年簡単にトップに行けてしまうのか? あと最近はファンの騎手とか造園課への批判が多いね…重賞売上もクソ落ちてるし【回顧とか色々】

クソ長の雑談会。

何一つ全然関係ないんですけど、ハトっているじゃないですか? あのポッポーって鳴くやつ。オイラが散歩しているコースに10羽以上のハトがいつもたむろしてるんですけど、歩いて近づいても道をあけないんですよね。それだけでもムカつくんですけど、かといって近づいてちょっと物音を立てたらバサバサってコッチにぶつかりながら飛んでいくんです。チンピラかこいつらは?って。痛いねん。最近のストレス、だいたいこいつら。
マジで誰か何とかしてほしいw

とかいう本当にどうでも良い話題から。

先週、記事を投稿しようかなーと思ったのですが去年と似たような馬場状態ってもうわかっていたので、正直まったく手が進まず…w それこそ、去年と同じですね。大人しく見てようかなーって思って。
本当に、酷い馬場と有様ですからねぇ。まぁでも、そのおかげで何故か今年も早々にPOGのトップグループに入ってしまったともいえるのですが…w ここらへんも、後で具体的に言いますが。

菊花賞とか秋天の回顧
菊花賞はアーバンシックが見事に勝利して、秋天はドウデュースが勝利しました。本当に素晴らしかったですね。ただ菊花賞は、終わった直後からまぁ本当にSNS上でも非難がすごくて…w 気持ちはわかりますけどね。
秋天のドウデュースに関しては、やっぱりあの馬って特別なんでしょうね。そんな感じがする。血統的にはまんまスピード型のハーツクライ産駒って感じなのですけど、あの手の馬って今までは早期に失速して古馬で全く勝てなかったですからね。
素晴らしいとしか言いようがない。

ただ、菊花賞とかオイラとしては見てる分には本当に面白い珍レースになったなぁって感じですかね。長いこと競馬を見ているのですけど、長距離戦であんな酷い有様になったのちょっと記憶にないのでw
もちろん、両レースとも勝った陣営と馬には関係のない事なので素晴らしいです。

馬場に関しては、菊花賞はもう皆さんもご承知の通り本当に終わっていてw まず天気予報と比較して降水量が全く足らなくて、圧倒的に散水も足りてなかったので当日のレース後半にはもう馬場はバキバキに固まっていました

実際に、当日のレースもまぁ内枠がメチャクチャ強い加速ラップ連発で秋華賞時とほぼ変わりなかったです。この段階で、菊花賞の時間になったらもっと馬場は渇いていると容易に想像できたので、ガチで勝つのは母系がアメリカダートでゴリゴリのダノンデサイルか、野芝の中山で快勝してアンブライドルソングの影響が強くてダンジグ持ちのアーバンシックのどっちかだと思いました。
ようは、オイラが去年の菊や今年の春天みたいな中距離向きって言ってた馬達ですね。

やっぱりというか案の定というか既に100億回はいってきたとおり、もう中山とか東京とか京都とか距離とか分けて考えなくて良いのかな?って。今回で、ハッキリと答え出た気もしますがw 全部一緒なので。
この馬場が続く限りは。

で、肝心のレース内容もまぁまた本当に香ばしくて…w オイラは言ってた通り応援馬券でステイヤーを買っていたのですけど、アレ本格的に本線で馬券を買っていた人らとかメチャクチャ腹立ったでしょうね。

まず、スタートから1週目ゴール前までの区画だけでも本当に酷かった。
12.6 - 12.0 - 12.4 - 13.0
とかいう良馬場の高速馬場・菊花賞でちょっと見たことがないラップになっていて…w
京都3000mって、スタートしてから坂を登るから最初の1Fと2Fが落ちるのは100歩譲ってわかるけど、その後の坂上からのスピードが付くところでも12.4→13.0ってヤバイなってw で、当日はあの馬場じゃないですか?
キャンターか?って話でね。

で、前半がこのペースだったもんだから皆かかりにかかり通して先団と内々がゴッチャゴチャ。当日、馬場がアレだけ渇いてたわけだからそんな状況で誰も内をあけるなんてするわけもなく、その流れに飲み込まれたダノンデサイル筆頭にまともに競馬ができなかった陣営が多数出たって全体像です。
いやはや、マジで酷かったですねw 忖度ナシに酷かったです。

このレースで簡潔に言えることって主に2つで、まず1つ目がやっぱり今の京都の3000m級ってもう長距離戦ではないっていう点ですね。もう、あの惨状と血統を見たら誰でもわかると思いますがw
血統的にもただのマイル~中距離戦です。

これデータと血統的にもメチャクチャわかりやすくて、当日って9レース2200mの清滝特別が行われていたんですよ。で、勝った馬ってどういう血統か知っていますか? 父親がスワーヴリチャードなんですね。で、3着に入った血統も父親はレイデオロです。菊花賞とまっったく一緒ですよね?
ちなみに、こっちのレースで穴をあけた2着もスピルバーグ×ダート血統とわかりやすくスピード寄り。

これどういうことかって言うと、上記にも書いた通り前半の4Fって馬場を考えると普通にドスローじゃないですか? だから、前半の4Fって全馬にとって別に負担でも何でもなくて3000m-800m=2200mっていうただの中距離戦になってるんですね。800mはただの助走で、そこからハイヨーイドンって感じになってるわけです。つまり、3000mであるにもかかわらず中身はラップ的にも京都9レース2200mと全く変わらず同じ血統が上位に来てるんです。メチャクチャ簡単な理屈ですね。
そう考えると、今回の馬場では明らかに血統的な適性外のヘデントールって凄い頑張ったとオイラは思いますよ。

2つ目がやっぱり馬場ですね。これ予想段階でも散々言いましたけど、今の京都って中身は野芝の中山や内々から渇く東京競馬場と同じだから、雨が降ろうが散水しようが内々から渇くんですよ。で、そんなことは乗っているジョッキーも重々承知だから、なるべく内々を陣取ろうとしてあんな感じでゴッチャゴチャになるんです。

実際に、この手の話ってピンポイントで最近もしたじゃないですか?↓

造園課や騎手の対談見ても、こういう内々がゴチャつく展開になるって予想デキてないわけないんですよね。何故かというと、実際に新装京都は内がゴチャつきやすく、有力馬が外回すと勝ちやすくなったってハッキリ言ってるからです。

ここらへん、やっぱりこういう事情を知らないと今の競馬の意味不明さや不公平さってわからないと思うんですよね。オイラなんかは、常にこういう競馬の情報をチェックしたり造園課が発信してる情報をネチネチと見てるからわかるだけでw 普通の競馬ファンは、そりゃわかんないだろうなって。
本当にかわいそうだと思う。

簡潔にネタバレ伏せて言うと、↑の本では…
新装京都は内を取りやすくなった代わりに、前ほど内があかなくなった。だから外を回して有力馬が勝ちやすい今の京都は公平
みたいなわけのわからない論調を是として言ってるんですよ。

でも、これって完全な誤魔化しであって騎手や造園課視点でのモノの見方なんですよね。馬券を購入してる側の見方ではぜっっっっっったいにないんです。
理由も明白で、当該レースの有力馬を決めるのは競馬ファンだからです。

この言い分だと、結局ゴチャつかないポジションを最初から与えられていた「JRAサイドが思う有力馬」が勝つってことになるので。オイラからすると、それの何が公平なの?って本当に疑問しかない。
本当に公平なのは、安全を前提として全馬がスムーズにかつ全能力を出せる環境だろうに。それを実現するために造園課と騎手もいるんじゃないの?って。

JRAや騎手が考える有力馬が外回して勝てる環境…って主張ほんとに全く意味が分からないんですよね。もうそれギャンブルである必要ないよね?ってマジで思いますから。
それなら、オッズなんて付けずにJRAサイドが思うその有力馬同士で1対1で戦えば良いじゃんって思いますし。その方が遥かに公平だと思うよw

ギャンブルである以上は、全馬に対してチャンスが与えられてしかるべきなんですよね。だから、倍率が高くてもオッズが付くわけだし。有力馬ガーとか言っていますけど、日本の場合そのオッズを形成しているのはあくまでも競馬ファンであってオッズ=実力馬は成り立たないんですよね。
例えば1番人気だったハルウララが有力馬で実力馬だったか?ってそんなわけないので。
人気=実力ではないんですよね。ただの確率と願望なので。

統計見ても一目瞭然ですけど、1番人気ですら勝率って3割あるかないかですし。ただ相対的に有力になってるだけで。
これだけ数値が悪いのも、そのオッズの形成の仕方に間違いがあるかもしれないからって明確な答えがありますし。だからこそギャンブルは成り立ってるわけでね。

だから、有力馬が勝ちやすい環境、とかいうJRAサイドの全く持って意味が分からない言い分ってメチャクチャ主催者よりの言い分です。ただの主観だし日本競馬はスポーツではないなので。こういう話が出る時点で、JRAサイドには具体的な馬の名前とか頭の中にあるんだろうし、一部その具体的な馬に贔屓をしている時点でギャンブルとして全く公平ではないですよね。
オイラ達にはJRAや騎手がどの馬を指して言っているのかなんて皆目見当もつきませんから。で、具体的にどの馬かを挙げられないのも、その馬の名前を出すと「おい、贔屓してたのか?」って厄介な競馬ファンにJRAや騎手が言われるからでしょうしw

オイラ達のような馬券を購入するファンにとっては、単勝100倍だろうが馬券を購入した馬が有力馬であり実力馬なので。何回も言いますけど、その気持ちが無かったらギャンブルなんて見てもないしやってないですw

だから、本当にやっぱりここらへんからして今のJRA側って著しい思い上がりというか勘違いをしてるんだろうなって思いますね。別に、あなた達が有力馬を決めているわけではないので。まぁだからこそ、最近JRAサイドや造園課への批判がメチャクチャ大きくなってるんでしょうけど。

オッズが決めてるのはただの確率と願望ですからね。有力馬や実力馬の良し悪しでは決してないので。オッズ100倍だろうが、購入者側が勝つ確率があると思ったら十分に有力馬だよ。それがギャンブルなので。

馬場の不公平さに関しても、そのまんま今回の菊花賞や秋天みたいなことになったじゃないですか? 秋天なんて、先週と打って変わって信じられんくらいの外差しでしたしw
結局、あそこらへんも造園課のサジ加減なんですよね。

で、来てる血統も見てみてください。やっぱり全部スピード型ですよw
菊花賞や秋天の9割以上の人の予想を思い出してほしいんですけど、菊花賞なんて短・マイルのスピード向けになりやすい馬体重が重い馬は勝てないとか言われてて、秋天なんて最近は欧州型の血統が強いって皆が言ってたじゃないですか? でも、結果は全部逆でしたよね?
だから、やっぱりもうコレって間違った認識で完全に逆なんだろうなって。

アーバンシックなんて野芝の中山を高速決着で勝ったアンブライドルソングの影響が強い大型馬ですし、ドウデュースなんて母系ゴリッゴリの純度100%のアメリカダートの血統ですからw

先週の京都3000m古都ステークスなんてもっとすごくて、勝ち馬の父親見ましたか? イスラボニータですよ? 本当にひっくり返りそうになったww
イスラボニータって適性短いフジキセキにさらにアメリカダートの影響が強い繁殖を付けて生まれた馬ですからね。この手の血統に3000mでゴールドシップが勝てないっていうのが今の日本の馬場。誰がどう見ても異常だよw

だから、実は本質的な馬場適性の差って実はもう主要4場で全然変わってなくて、ただ最後の直線で通ってくる道が内か外かの違いだけなんですよ。
こういうのを、競馬ではトラックバイアスって言うんです。

オイラの記事を見てくれている人は既に耳にタコができるほど聞いてると思いますけど、今ってガチで東京も中山も阪神も京都も全部同じでこの状況に陥ってますから。ポジション争いでまず絶対に内々に密集して、序盤で良いポジションを取れた陣営が勝つんですね。で、その争いにはメチャクチャ大きなリスクがあって、菊花賞みたいな事故的なレースが本当に増えています秋天もパトロールや制裁を見たらわかりますけど、中がゴチャつきまくって過怠金が発生してますからね。こういうのも、ページの見えやすい位置に掲載しないのが姑息というかw 毎回言ってますけど、そういうレースしてほしくないんならもっとバラけられる馬場を造ったら?って本当に思う。
だって、GⅠクラスですらコレなんだから。

ここらへんのモヤモヤする感じが、多分オイラだけじゃなくてだいたいの競馬ファンもうそう感じてるのかなって。
何でかって言うと、JRAの重賞の売上もメッチャ落ちてるから。

今年って、春先から色々とあってそれで競馬に嫌気がさして離れている人も多いんでしょうね。それに加えて、何回も同じようなミスをするしリスクの高い馬場への対策もしないし不正を重ねるし…で本当に救いようがないというかw 普通は、コレだけ酷かったらメディアが徹底的に叩かないといけないんですけど、やっぱりそういうことしないですもんね。JRAってメディアの大手スポンサーだから、癒着しまくって自分達に損になるようなことはしないですから。
自浄作用がないんだから、そら売上も激減するわなって話で。

で、そんな話を前提としたPOGに繋がるんですけどw

タイトル通り、実は2歳早々で既に何故かPOGの上位層に入っていますw 今年は隠居するとか言ってて、結構ベタなPOGの取り方をしているので逆に恥ずかしいというか。去年は、シックスペンスやサンライズジパングみたいに、指名者数で1000人前後の渋いところで重賞級の馬を4頭から5頭くらいガチで取ってましたからね。それに加えてクイーンズウォークみたいなベタな馬も取ってた感じだったから、血統屋としては割と本気で自画自賛できるレベルだったのですが…w 今年は完全に逆で普通に恥ずかしいというか。
去年のあの頑張りは何だったんだ?ってマジで思うのでw
去年は本当に苦しかったんですけどね。

でも、今年は早々に上に行けた明確な理由があって、やっぱり今のウルトラ超高速馬場を加味した結果なんですよね。今年の皐月賞やダービーとかもそうでしたけど、結局はアメリカダートっぽいあるいは短マイル的な血統を持っている馬がGⅠを蹂躙していたので、じゃあもう難しく考えずそういう血統を取れば良いだけでは?ってマジでそんな軽くて簡単な発想で出発しました。正直、今年の秋開催までは「どうなのかなぁ?」って思いはあったんですよ。
ここらへんも去年から馬場の方向性で迷ってるってオイラはずっと言ってましたもんね。だから、去年はどっちでも良いように取っていたのですけど。

実際に、ダービーとかも予想とか馬券は当たってるとは言っても、アレ本当にただの偶然ですからね。馬場読みがソッチに寄ってくれたおかげですし。ただ、今年6月~9月に入ってからはもうほぼほぼJRAサイドの馬場施策の方向性が見えたので、「あぁやっぱりコッチなのね」って感じで2歳POGも選択した感じです。
で、その筆頭がブラウンラチェットとかだったんですよね↓

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この他にも結構ベタなところを取って既になかなか賞金を稼いでくれているのですけど、あんまり言うと普通にバレそうなので。まぁ別にバレてもいいんですけど、自分でバラすのはダサいのでw

てかまだ枠が2つ~3つも余ってる状態でコレなんで、そこらへんも普通に調子良いですよね。去年以上に調子が良いくらいで、ほんとあの去年の苦しみは何だったのかとw
ちょっと自分の情けなさにムカついてる。

ブラウンラチェットなんて典型ですけど、ご存じの通り兄貴はダートでおそらく現役で最強クラスのフォーエバーヤングじゃないですか? 血統的にも文字通りアメリカダート色が強くて、兄弟がダート走ってたりと、結局こういう馬が今の競馬では強いんですよね。だから、本当に今はこういう馬場状況と血統の関連性を把握できているかどうかでも、POG的に簡単に上に行けるかどうかが分かれるんだと思う。本当にわかりやすいですね。
いつも言う通り、前提と出発点を間違えないようにね?っていう話ですね。

てか、枠的には去年とったシックスペンスやクイーンズウォークとそれこそ似たようなものですしね。本当に、自分で言うのもなんだけど血統的なモノの考え方は一貫してると思う。その中で、父系としてもやっぱりアベレージが高くてスタミナ勝負になっても我慢して走れるキズナを選んでるって感じ。これは完全にオイラの好みだけどw
だからこそ、当たりを引ける確率も高いんでしょうね。

そもそも種牡馬の選定や繁殖牝馬の見極め方が難しい…って思う人も多いかもしれませんけど、ここらへんマジで難しく考える必要はないですよ。ものすごく簡単に、1+1=2くらいの感じで緩く考えて選んでも良い訳だし。
例えば、ダービーを勝った種牡馬とオークス馬を輩出した種牡馬の組み合わせは強いのでは…!?みたいなねw

それこそ、自分で今の馬場や種牡馬の立ち位置を考えてそれに合わせて取捨選択していくだけでも当たりは引けるので。勝手に自分でルールや定義を作れば良いだけですから。別にオイラの言うことが正解ではないし、有名な血統家が言っている言い分も別に正しいわけじゃないですからね。
ここらへん、本当に誤解がないようにしておいた方が良いですよ。それが正解かどうかなんてただの結果論ですし、結果が出たら貴方が正解なので。

実際に、別にオイラの考えや前提、あるいは出発点を真似する必要もないわけですから自由に考えて出発したら良いと思う。

例えば、具体的に1つ考えていくと以下のような考え方とかできますね。

じゃあ、今からPOG馬を選ぼう…ってなったときに現状の馬場状態について考えてみましょうか。
それこそ、例えば現状で馬場適性的に秋開催でもよく言われているのに…

1,今の馬場は欧州に回帰しているのか?
2.それとも超高速のスピード特化なのか?

っていう二者択一がわかりやすいですよね。この2つの選択とバランスを考慮するだけでも、POG的にどっちの方向性で馬を選択するのか大きく分かれるでしょうし。
ご存じの通り、オイラはもうぶっちぎりで後者だと思っているのでw この時点で、多分もう出発点は違うんですよね。

ここらへんって、あくまでもオイラの私見だし自分にとっての正解ってだけなので、他の人達がそうであるってわけではないってのが大前提なのですけど、個人的にはやっぱりメチャクチャ簡単な見極め方ですよね。
これも、あくまでも参考程度に…ですが。

例えば、ご存じの通りオイラってディープインパクトエアグルーヴ牝系とかステイゴールド一族みたいなスタミナ溢れる血統が好きって公言してるじゃないですか? で、そういう視点から見る馬場適性って実は判断が容易なんですよ。

一昔前の中長距離って、ディープインパクトとステイゴールドがずっと殴り合いをしてたんですねw じゃあ、種牡馬あるいは血統的な立ち位置としてこの2頭ってどういう分類だと思います?
欧州型?それともサンデー直子だからアメリカのスピード型?

オイラは、この2頭は明らかに欧州型だと思っています。理由もメチャクチャ簡単で、実際にこの2頭が一番欧州で結果を出しているから。ディープは英ダービーを勝ってるし、ステゴは凱旋門で一番結果を出しています。
これ以上の理由ある?って話でね。

元々サンデーサイレンスって繁殖牝系の良さを出す種牡馬だったんですね。だから、ディープのスタミナは母方のウインドインハーヘア由来のものですし、ステゴのスタミナは母方のゴールデンサッシュ由来のものなんです。
本当にメッチャ簡単な理由。

じゃあ、このことを頭に入れて単純に考えてみてください。
今ってステイゴールド系が芝戦線でメチャクチャ苦戦していますよね? 一昔前は文字通り一時代を築いたこの系統がもうやられたい放題になっているわけです。何故こんなにも苦戦していると思います?
答えは簡単で、今の馬場が欧州とは真逆だからです。

普通に考えて、今でもディープやステゴが争っていたときのような欧州色の強いスタミナ型の種牡馬が活躍できる馬場なんだったら、その系統を色濃く受け継いだオルフェーヴルやゴールドシップがこれだけ苦戦しているのって説明がつかないんですよね。じゃあ何で苦戦しているのか?
2015年周辺の馬場改修で真逆の馬場になってしまったからです。

オイラが、欧州回帰の馬場になっているっていう論調にずっと同意できなかったのがやっぱりコレなんですね。欧州回帰をしているなら、真っ先に活躍しないとおかしいのってステゴ一族ですし。ダートや障害方面で超一流馬を出しているあたり、種牡馬能力的にハズレなわけもないですしね。

ディープやハーツもそうですけど、今のウルトラ超高速馬場で生き残ることができたのは母系に強烈なアメリカダート的な、あるいは短距離に特化したスピード血統を入れたからであって、ステゴはそれが成功できなくて今これだけ苦戦してるんですね。
キズナもコントレイルもスワーヴリチャードも例外なく全部そうですし、キタサンブラックですらそうですからね。

でも、初期型のディープやステゴやハーツ産駒みてたらわかると思いますけど、あの時期ってもっと多種多様な血統の組み合わせが活躍していて今の時代みたいにこんな血統的な偏りってマジで無かったです。
だから、ここらへんも以前から言っていますけどサンデー系の長距離砲として活躍していたディープもステゴもハーツも、別に今の超高速馬場が得意なわけでも何でもないわけです。
ただ、圧倒的に種牡馬能力が高いから対応できているだけで。

じゃあ、この前提がわかったらどうしたらいいのか?
もう簡単ですよね。ダートやスピード色に溢れた血統をPOGで取ればいいわけです。

こうなると、何となく母系に欧州型でステイヤー気質の母父ディープとか母父ステゴとか取りづらいな…ってボンヤリ思うでしょ? まぁダートや高速決着に強い母父キンカメでも取っておくか…って。そういうボンヤリで良いと思うんですよね。
これだけでも、ものすごく取捨選択しやすくなると思うので。

オイラは、ムダに競馬を見てきているからやっぱりこういう馬場の良し悪しってものすごく敏感に考えちゃうんですよねw それが正しいかどうかは文字通り千差万別なのでしょうけど、やっぱり自分視点で見ると今の馬場ってどこからどう見ても欧州色が皆無のスピード馬場にしか見えないので。
というか、実際に凱旋門賞で惨敗しちゃったドウデュースが秋天で突き抜けてる時点で、欧州回帰なんてしてるわけないと思うんですよね。
それだけでも、反証として十分だと思う。

現実的にも、そういう前提で今年のPOGも軽く適当に取ってまたこれだけ走ってくれているわけだから、やっぱりオイラの見解はある種の正解の1つなんでしょうね。じゃないと、ここまで簡単に結果出せないでしょうし。
自分で言うのもなんですがw

オイラが自分でドライだなーって思うのが、ステイヤー好きだって言ってんのに馬券買ったりこうやってPOG選択する時には普通に逆方向の馬を選べちゃうところですね。それはそれ、コレはコレって感じでw 現実的にそうなんだから仕方ないのかなーって感じ。そういう時代ですからね。
まぁでも3000mでイスラボニータかぁ…って感じですなw 本当に衝撃というか。未だに信じられないw

反対に、欧州型でも活躍できる可能性はもちろんあるんですよ。この見極めも実は簡単で、これが早期育成を狙っている馬ですね。
つまり、早熟馬です。

この手の馬って、欧州志向の割に使いだしが早かったり誕生日的に早々に活躍させたいって意図が見えるから、実は血統とか確認しなくてもある程度は予測が付いちゃうんですよね。で、体の成長速度を利用してスピード型に対応させようとするから、結構早い段階で息切れするっていうのも特徴。今まで安定していたのに、途端に安定して活躍できなくなるタイプですね。どこかで復活はするのですけど、1回あたりのエネルギー消費がメチャクチャ大きくなっちゃうタイプに変貌する。

ここらへんも、自分で言うのもなんですけどなかなかの割合でオイラは当てられてると思いますね。例えば、大好きだったサリオス君とかも本当にわかりやすくそのタイプだったってずっと指摘していましたし、この馬もオイラはPOG取ってましたからね。エフフォーリアあたりもメチャクチャ早い段階でそう言ってたのは皆さんも覚えてくれていると思いますし。
欧州型とはちょっとズレますけどリバティアイランドも、去年の秋華賞とJC段階で明らかにパフォーマンスが落ちてるってずっと指摘していましたもんね。

こういうの、特に馬体とか見てたら本当にわかりやすいですね。2歳3歳にしては誰がどう見ても筋肉の付き方が異常なので。人間世界で言うところの、小中学生の中に大人の筋肉ゴリゴリの室伏広治が混ざっているような感覚なのでw そら勝てんだろ…っていう。
ドウデュースも、ハッキリ言ってコレに近いタイプだったから早熟傾向だったのはその通りなのかな?とは思いますね。実際に、安定しなくなったのは事実だし。
まぁでも、やっぱりこの馬はキタサンみたいにハーツの中ではちょっと特別なのかな?って思いますね。明らかに過去の傾向とはズレてますから。

まぁだから、結局のところ視点や前提を変えても戦略的にPOGで選択できる馬っていくらでもいるってことですね。自分だけの正解を見つけるのが良いと思いますよ。だいたい、オイラもディープボンドとかそういう視点で取りましたしね。思いっきりステイヤーで晩成だと思って取りましたしw
その方が絶対に面白いですから。

そんなこんなで、長々と話をしてきましたが今週は海外戦が盛り上がっていますので、そっちを応援したいですね。ブリーダーズCに日本馬が参戦しているので本当に勝ってほしいです。
メチャクチャ応援しとるど(/・ω・)/

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コメント

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【競馬】筆者さん、今年も早々にPOGのトップ層に入ってしまう…笑。何故これほど毎年簡単にトップに行けてしまうのか? あと最近はファンの騎手とか造園課への批判が多いね…重賞売上もクソ落ちてるし【回顧とか色|令和のミホノブルボン
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