「基礎控除」は、憲法25条の生存権を保障するための最低生活費控除です。それなのに、ふだん立憲主義を掲げる政党の議員の方々が、まるで財務省のような財源論を理由に、基礎控除の引き上げに反対していますが、理解に苦しみます。
インフレで「生きるコスト」が上がっているのに基礎控除を引き上げなくていいのでしょうか。29年前に決まった水準である103万円がそのままでは生活はますます苦しくなります。
それに、103万円をそのままにして、いくら最低賃金を引き上げても、シフトを減らしたり働く時間を削るだけになります。学生アルバイトやパートの皆さん、あるいは人手不足に困っている店長さんたちの声は届いていないのでしょうか。
国民民主党は、政治の役割は「国のふところ」を豊かにすることではなくて、「国民のふところ」を豊かにすることだと考えています。
国の財政の健全性を考えることはもちろん大切ですが、優先順位は「国民のふところ」です。野党の中に、「国民のふところ」より「国のふところ」を優先して考える方が多いことに驚いています。
国民民主党は、選挙で約束した「手取りを増やす」経済政策の実現に全力を傾けます。
#国民民主党
#手取り増やすからね