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包茎のコラム医師監修による包茎についての記事

包茎手術の失敗例を7つ紹介!失敗の原因や失敗しないための対策を紹介

はじめに

包茎手術の失敗は、医師の経験不足や患者さまの希望に沿わない手術、保険適用の手術などが原因で起こります。失敗するとツートンカラーになり、手術したことがはっきりとわかってしまったり、腫れが引かないペリカン変形や提灯(ちょうちん)変形になってしまったり、感度が下がってしまったりする恐れがあります。本記事では失敗の原因や失敗例、失敗しないためのポイントを解説します。

包茎手術の失敗例を7つ紹介!失敗の原因や失敗しないための対策を紹介

包茎手術に失敗してしまう原因

医師の経験・技量不足

包茎手術の失敗の大きな原因は、医師の技量不足 です。包茎手術は余分な包皮を切除し、縫合する手術です。正確な切除や止血処置、丁寧な縫合はできて当たり前ですが、経験不足の医師が担当すると、不具合が生じることもあります。

なお、専門クリニックに任せれば、「必ず熟達した医師が担当してくれる」というわけではありません。クリニックを選ぶ際には、公式サイトで医師の経歴や名前などを確認しましょう。 また、手術前のカウンセリング時に、医師が信頼できる人物なのか、責任感があるかを見極める ことも重要です。手術の説明や質問への応答が雑で、納得できなければ他院を検討しましょう。美容外科医ではなく、泌尿器科の専門医が担当しているクリニックがおすすめです。泌尿器科の専門医になるには、さまざまなハードルがあり、手術件数や学会での発表、論文提出など、規定の条件を満たした上で試験に合格しなければならないからです。一方で美容外科医は、包茎手術やペニスの手術を専門としておらず、経験不足の恐れがあります。

患者さまの意見を尊重しないクリニックでの施術

通常は手術前の診察やカウンセリングで、患者さまと仕上がりの希望について相談します。しかし、カウンセリング時にクリニック側の都合を押し付けたり、施術費用の高い手術を強引に勧めてきたりと、 患者さまの意思を無視した案内をするのであれば危険です。また、広告内容の安さに惹かれて足を運んでみると、必要のないオプションをつけられて高額になってしまった上に、手術が失敗したという例もあります。

受診する前にクリニックのサイトで、どのような手術を行っているのか、医師の顔写真や経歴が掲載されているかなどをチェックし、病院決めの検討材料にしましょう。また、 変に危機感を煽ってくる場合は返答を保留し、他のクリニックと比較することで手術の失敗を防げます。 例えば、カウンセリング時に患者さまの話を聞かず一方的に説明し、早く手術をしないと危険であるなどと告げてくるクリニックは要注意です。

保険適用での手術

保険適用手術を受けると、包茎そのものは治りますが、仕上がりの審美性が著しく損なわれる恐れがあります。 保険適用の手術は、病気の治療として行われるため、基本的に仕上がりの美しさは重視していないからです。 例えば、真性包茎やカントン包茎で、日常生活に支障がある場合は、保険適用での施術が可能です。ただし、保険診療の手術は手術方法が決められており、美しく仕上げる方法は適用できません。したがって、包茎手術の失敗例としてよく挙げられる、ツートンカラーや手術痕が目立つといった状態になりやすいです。包茎手術は高額のため、安く手術できる保険適用はメリットがありそうですが、保険適用手術はあくまで治療目的であることを覚えておきましょう。

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包茎手術に失敗するとどうなる?失敗例を7つ紹介

色ムラによりツートンカラーになる

包茎手術の失敗例としてよく挙げられるのが、ツートンカラーです。ツートンカラーは、 亀頭直下法や環状切開法の手術 で、発生するリスクがあります。特に、環状切開法は余った包皮を切除して接合するだけのシンプルな手術のため、もともとある茶色の包皮と、普段は隠れているベージュ色の包皮がつながり、ツートンカラーになりやすいです。亀頭直下法も亀頭下部で包皮を切除するため、亀頭の色と包皮がくっきり分かれてツートンカラーになります。勃起時や術後のペニスの様子を想定して切除箇所を決めることで、ツートンカラーを防げます。

手術痕が目立つケロイドになる

ケロイドとは手術で縫合した部分が赤く腫れ上がり、悪化した状態 をいいます。ケロイドはかゆみや痛みを生じることがあり、見た目にもはっきりとわかる症状です。ケロイドは亀頭直下法や、陰茎根部切開法 で起こりやすい失敗です。普段からケガやかき傷などの傷跡が残りやすい方は、ケロイドが発症する恐れがあります。ケロイド体質の方は、包茎手術を受ける際に医師に相談しましょう。

ペニスの裏側が膨らむペリカン変形になる

ペリカン変形は、亀頭直下法で起こりやすいです。ペリカン変形とは ペニスの裏側の縫合部分が、ペリカンのくちばしのように膨らんだ状態です。 ペニスの裏側の切除予測が不十分であったり、表側と裏側の包皮の測定が正確ではなかったりすると、縫合のズレが生じてペリカン変形になるケースがあります。術後の腫れが長引いている場合は、ペリカン変形かもしれません。術後は基本的にペニスが腫れますが、2週間~3週間程度で治まります。しかし、3カ月程度腫れが引かない方もいます。その後、3カ月以上腫れているかどうかで、ペリカン変形かどうかを判断できます。腫れが長引いている場合は、一度クリニックで相談してください。

包皮の切りすぎによる痛みや違和感

包皮を切りすぎると、勃起時に包皮を引っ張られるような違和感や、痛みを感じることがあります。 亀頭直下法や陰茎根部切開法で起こりやすく、手術前に勃起時の想定が不十分だと、切りすぎてしまうことがあります。しかし、手術を担当する医師も、包皮が不足することは避けたいため、失敗のケースとしては少数です。

包皮小帯(陰茎小帯)の切除

包皮小帯の切除は、亀頭直下法 で発生する場合があります。包皮小帯とは、亀頭の裏側にある筋状の組織で、俗に裏筋と呼ばれています。性感帯が密集する部分のため、包皮小帯が切除されると、感度が下がったと感じる方もいるでしょう。 亀頭直下法では、亀頭下部のギリギリで包皮を切除するため、一緒に包皮小帯も切除してしまうことがあります。包皮小帯を切除されてしまった場合は、包皮小帯の再形成をしてくれるクリニックに相談しましょう。

性的刺激を感じにくくなる

亀頭直下法で起こりうる状態であり、包皮切除時に亀頭下部にあるリッジバンド と呼ばれる部位を一緒に切除してしまうと、性的刺激を得にくくなります。 リッジバンドには性感帯が集中しており、切除すると感度が下がって遅漏になるケースも考えられます。切除部分は、あらかじめ医師に確認しておきましょう。

ペニスの先が膨らむ提灯(ちょうちん)変形

ペリカン変形と同様、術後に腫れが引かない状態が続いている場合は、提灯変形の恐れがあります。亀頭直下法 で発生するケースがあり、包皮の切除部分によってはリンパの流れが阻害されて、その先が提灯のように膨れ上がってしまう のです。腫れを防ぐには水分補給を控えたり、ガーゼでペニスを圧迫したりする方法があります。

包茎手術で後悔しないためのポイント

包茎手術で失敗して後悔しないためには、クリニック選びがとても大切です。熟達した医師が在籍しており、 形成外科専門医や泌尿器科専門医が手術を担当しているか、手術方法は機能性と審美性に配慮したものになっている かなど、細かくチェックしましょう。包茎手術の失敗の原因は、医師の技量不足によるところが大きいからです。カウンセリングで、徹底的に疑問点や不安点を聞くことも重要です。「こんな質問をしたら変に思われるかもしれない」と思わず、小さなことでも相談してみましょう。患者さまの悩みや不安に寄り添い、患者さまの身になって真摯に対応してくれるかどうかも、医師やクリニックを信頼できるか否かの指標となります。

失敗例を把握し、似たような状況になってしまったら、速やかに他院に相談することも大切です。なお、包茎手術でペニスが小さくなるなどの失敗例を見かけますが、余分な包皮がなくなったことで、小さくなったように見えるケースもあります。

下記記事では、包茎手術で後悔しないためのポイントや、医師を選ぶ際に押さえるポイントについて、詳細を解説しています。

関連リンク:【医師監修】包茎手術で後悔しないために抑えておくべきポイントを徹底解説

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もし包茎手術に失敗した場合は?

納得のいかない包茎手術だった場合、アフターケアや修復手術をしてくれるクリニックに相談しましょう。 手術を失敗したクリニックに再度相談しても、真剣に取り合ってくれないことがほとんどです。

失敗を回避するためだけではなく、術後に少しでも違和感があった際に速やかに対応できるよう、クリニックを選ぶ段階で、アフターケアが含まれるプランを用意しているクリニックを検討しましょう。

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当院には形成外科や泌尿器科の専門医が在籍しており、経験豊富な包茎手術専門医が手術を担当します。 カウンセリングも包茎手術専門医が行うため、患者さまの理想の仕上がりイメージをしっかりと共有し、機能性と審美性に優れたデザインで手術が可能です。包茎の悩みや手術に不安がある方は、まずはカウンセリングに起こしください。

メンズライフクリニックの包茎治療とは

メンズライフクリニックでは、30年の経験を持った包茎専門医による包茎手術を行っています。他クリニックの器具を使用した包茎手術とは違い、メンズライフクリニックは包茎専門医による完全ハンドメイド手術でお一人ひとりに合った治療で自然な仕上がりと痛みの少ない治療を実現します。

機能的にも外⾒的にも美しく仕上げます

メンズライフクリニックは、熟練の技術を誇る包茎専門医が包茎手術を担当いたしますので通常時はもちろん、勃起時のサイズも考えたうえで残すべき包皮の量を定めます。機能的にも外⾒的にも美しく仕上がるよう、慎重に⾒定めて切開線を決めてデザインを⾏います。包茎手術は⼀⽣に⼀度の治療で医師の技術力の差によって大きく結果が変わってきます。患者さまがご満足いただけるよう心がけていますのでお気軽にご相談をください。

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まとめ

包茎主術は局所麻酔を使用し、痛みに配慮しています。術後は日常生活に支障がない程度の痛みが生じることもありますが、痛み止めが処方されるため痛みが生じる場合は服用できます。痛み以外に腫れやむくみが出るケースがありますが、一時的な症状で強い痛みは伴いません。さらに包茎専門クリニックでは、手術痕が目立たないような処置を施し、機能性・審美性を損なわない手術を心がけています。手術の痛みや術後の様子については、手術前の診察・カウンセリングで医師に確認ができますので、不安な点があれば相談しましょう。

DOCTOR

監修医師

医療顧問
奥村 康之 医師

経歴

  • 2005年 和歌山県立医科大学医学部卒業後
  • 大阪大学医学部附属病院にて麻酔科、形成外科研修医勤務
  • 藤田保健衛生大学附属病院 形成外科所属
  • 2007年~大手メンズクリニック、美容クリニック勤務後、
  • 2012年11月~AGAスキンクリニック名古屋院の院長就任
  • 2018年8月~医療法人社団真美会理事長に就任
  • 2021年5月~メンズライフクリニック医療顧問に就任
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包茎

メンズライフクリニックについて

メンズライフクリニックは、全国に展開している男性専門総合クリニックです。
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痛みを抑えた麻酔を目指し、完全予約制とオール男性スタッフの対応により、患者様のプライバシーにも配慮しています。これまでに10代~80代までの方がご来院されており、多くのご支持をいただけるまでになりました。
当クリニックでは20年以上の豊富な経験を持つ医師が、カウンセリングから術後のアフターケアまでを全力で行います。多数の症例を基にした無料カウンセリングは、親切・丁寧を心掛けておりますので、お気軽にご相談ください。