相次ぐ強盗事件 防犯グッズの需要増 売り場拡大の店も 大阪
首都圏で闇バイトを実行役にしたとみられる強盗事件が相次ぐ中、大阪・高槻市のホームセンターでは住宅への侵入を防ぐ防犯グッズなどの需要が高まっていて、今月(10月)からグッズの売り場を拡大して対応しています。
大阪・高槻市のホームセンターでは、防犯グッズを買い求める人が増えていて、今月から販売コーナーを従来のおよそ3倍に拡大しています。
コーナーには、▽センサーで人を感知すると高速で点滅して威嚇するライトや、▽数千円で購入できる監視カメラそっくりのダミーカメラ、それに、▽窓のロック機能を強化する「補助錠」などが並べられています。
また、ガラスをリサイクルして作られた特殊な砂利も販売されていて、踏むとジャリジャリと通常より大きな音がするため、侵入者が嫌がるということです。
店によりますと、防犯グッズの売り上げは通常のおよそ1.5倍になっていて、在庫がない商品もあるということです。
買い物に訪れた人は「監視カメラを見に来ました。最近、強盗事件が多く、関西でも起きるのではないかと心配しています」と話していました。
ホームセンター「カインズ」の高橋賢司マネージャーは「これから年末にかけて家を空ける機会も増えるので、安心のためにも防災グッズを活用してほしい」と話していました。