日本大使、フィリピンで非戦誓う　マッカーサー、上陸80年式典

10/20(日) 18:17配信

20日、フィリピン中部レイテ島パロの「マッカーサー上陸記念公園」で、献花する遠藤和也大使（中央）（共同）

　【パロ共同】太平洋戦争で連合国南西太平洋方面軍のマッカーサー司令官がフィリピン奪還に向け中部レイテ島に上陸してから80年となった20日、同島パロで記念式典が開かれた。日本の遠藤和也大使が出席し「日本国民は戦争の惨禍を繰り返さないと決意している」と誓った。　一方で遠藤氏は日比間で自衛隊とフィリピン軍の合同演習を容易にする「円滑化協定」が7月に署名されたことを挙げ「防衛協力の新時代」に入ったと強調。日本は法に基づく国際秩序を堅持し、民主主義の同志国と連携していくと約束した。　テオドロ国防相は式典後「日本は私たちに協力して支援し、国際法を順守する誠実さを示した」と共同通信に語った。

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戦時中の日本のフィリピン統治には大きな誤りが幾つもありました。戦後、自身の経験をもとに山本七平や大岡昇平がいろいろ書き残しています。最も大きな点は、日本人が
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東南アジア各個kに日本が進駐したのは、そこに敵がいたからだ。フイリピンとて同じだ。だから米軍を叩いた。ここまでは良かったが、日本軍には統治能力がなかった。米軍を追い出したは良いが、最初はともかくだんだん追い詰められると現地人に対しての行動が異常になっていく。これでは敵に回らない方がどうかしているのだ。戦争のやり方としてはどこの国でも同じことをする。だが、占領したらどうするかも考えず、大東亜戦争は大きな作戦ミスがデタラメなほど多い。こんな戦争のやり方では、最後が見えていると言って良い。ところで、対しが勝手に非戦などという用語は使うものではない。政治家ではない。大使たるもの発言には気を付けることだ。

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戦時中の日本のフィリピン統治には大きな誤りが幾つもありました。戦後、自身の経験をもとに山本七平や大岡昇平がいろいろ書き残しています。最も大きな点は、日本人が現地の習俗を全く理解していなかったこと。そして一方的な価値観で、現地の人の価値観を劣っていたり、だらしが無いと見下し、日本人の価値観を押し付けたことでした。結果的には、それらが大きな反感を買い、フィリピンでは抗日ゲリラが溢れ、日本兵が安全に行動することは全くできなくなりました。戦時中、残地諜者の特命を受けた小野田さんが、戦後になっても一人で何十年もフィリピンで現地人と戦っていたことからも分かりますが、結局の所、日本兵は現地の人と上手く折り合う事が出来なかったのです。