★政界は今後誰が首相になるのか、どの党が与党になるのかわからないカオス状態に陥った。今までと違うのは自民党も立憲民主党も政治的主導権をとるすべを持たず、全体を見渡す調整役がいないことだ。能登災害の補正予算審議に選挙前意欲を見せていた首相・石破茂だが、総務省は補正審議はだれの手で行われるのかもわからず困惑、場合によっては本予算に組み込まなくてはならないと途方に暮れる。加えて連立を組む公明党は党代表・石井啓一を落選させ、日本維新の会は党勢拡大に失敗、党代表・馬場伸幸、幹事長・藤田文武の責任論が噴出、党内政局に忙しい。国民民主は自民党からの一本釣りに興奮状態が続く。
★前回の各党比例代表の得票と今回の得票を比較すると自民1991万票→1458万票(-533万票)。立憲1149万票→1155万票(+6万票)。国民259万票→616万票(+357万票)。公明711万票→596万票(-115万票)。維新805万票→509万票(-296万票)。れいわ221万票→380万票(+159万票)。共産416万票→336万票(-80万票)。参政なし→187万票。保守なし→114万票。社民101万票→93万票(-8万票)。自民党の減り具合はすさまじいが、立憲が6万票しか増えていないという結果を見れば、立憲が自民党の受け皿になっていないこともわかる。